伊東勤氏 ドジャース・山本 前回登板の反省からシンカーうまく使って6回投げきった
【伊東勤 視点】この試合のドジャース・山本は慎重だった。アストロズは上位にコレアやアルバレスがいて、投げミスは許されない。初回アルバレスの中前打をきっかけに2点は失ったが、全体的にいい当たりは許さず山本ペースで6回を投げきった。
配球には前回登板の反省があった。マーリンズ戦でヒックスに甘いスプリットを逆転3ラン被弾。山本は「スライダー回転した」と悔やんでいた。この試合ではスライダーとは逆の変化球、右打者の内に食い込み、左打者の外に変化するシンカーをうまく使った。
95球のうちシンカーは約15%の14球。前回登板までのシンカーの球種割合が8%だったことを考えると増えているのが分かる。スプリットもスライダー回転にならないよう少しシュート回転させていた。結果的にこの2球種が効果的。そこに切れのいい直球を加えて打ち取っていった。
6回には2安打を許していたアルバレスを直球3つ続けて空振り三振。最高の感触で投げ終えた。課題である立ち上がりさえ乗り切ればこの先も簡単には点を取られないと思う。(スポニチ本紙評論家)

