中日・金丸夢斗「絶対に抑えると思って投げた」8回1失点粘投で4勝目 チーム13年ぶり交流戦開幕3連勝
◇交流戦 中日2─1楽天(2026年5月28日 バンテリンドーム)
その背中を見れば誰もが勝たせたくなる。中日・金丸はベンチで自身の黒星が消え、白星に変わる瞬間を見届けた。8回1死二塁で村松が同点打。その後1死一、三塁で板山が決勝犠飛。8回1失点の粘投で4勝目を挙げ、チームを13年以来13年ぶりとなる交流戦開幕3連勝に導いた。
「絶対に抑えると思って投げました。自分自身、負けが続いていたので、バンテリンドームで流れを変えることができてよかった」
失策絡みの失点を嫌う。「誰かのミスは、誰かがカバーする。それが野球なので」。象徴的な場面が2回無死一、三塁で村林のゴロを三塁・石川昂がファンブル(記録は失策)。先制を許しても崩れない。その後、無死満塁の危機を背負いギアを上げた。太田を151キロ直球で空振り三振、滝中を遊ゴロ併殺。最少失点で切り抜けた姿は自身が思い描く将来のエース像だった。
「理想のエース像は、やっぱり勝てる投手です。自分はまだまだですが、例えば、自分がどんな状況でも、チームがどんな状況でも、絶対に勝たせるのがエースだと思います」
今季3度目の3連勝で、交流戦好スタートを切った。井上監督は「(金丸)夢斗には“我慢が実を結んだな”と伝えた。夢斗が踏ん張って投げたことが、8回の逆転につながったと思う」と称えた。
この日、主催試合の観客動員数が101万7678人となり、大台を突破した。金丸はお立ち台で「また連勝して、優勝できるようにやっていきたい!」と声を張り上げた。 (湯澤 涼)
