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図面を見て「いい家だな」と思っても、住んでから「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースは後を絶ちません。
特に建売住宅では、設計変更ができないため、内見前に“設計者目線”でのチェックが不可欠。
今回は、株式会社さくら事務所のホームインスペクターであり、設計経験も豊富な松島さんが、「事前に知っておかないと後悔する落とし穴」について解説します。

【1】駐車場は“図面だけ”ではわからない
「駐車スペース付き」と聞いて安心していませんか?
松島さんによると、「有効幅が2.15m程度しかない駐車場もあり、大型車やファミリーカーは物理的に入らない可能性がある」とのこと。
跳ね上げ式のシャッターが当たる、ドアが開けられない、自転車が置けない…という失敗も多数。
契約前に実寸を確認するのが鉄則です。

【2】天井の傾斜が“暮らしやすさ”を奪う?
建売住宅では、天井の形状が図面に明記されていないケースが多く、実際に暮らしてみて「エアコンの設置位置が低すぎて不便」「カーテンレールと扉が干渉する」といったトラブルも。
展開図が作られないことが多いため、「設計者が想定していない暮らし方」が住みにくさを生む原因になります。

【3】コンセントの数と位置、足りていますか?
「この部屋、コンセント2口しかない…」。
現代のライフスタイルでは、PC・スマホ・家電・ワークスペースなど、コンセント需要は爆増。
松島さんは「1~2世代前の感覚で設計されているケースも多く、後から増設しなければならないケースが少なくない」と注意喚起します。
とはいえ、電気工事は資格が必要なので、DIYはNG。

【4】テレビの配置、“設計者の独断”で決まっている!?
テレビの位置は実は設計段階で指定されていることがあり、後から変更しようとすると配線を引き直す必要が。
「ここじゃ見えにくいのに…」と後悔する前に、テレビの想定位置と配線ルートもチェックポイントに加えましょう。

【5】“気になるけど変えられない”のが建売の現実
建売住宅は「完成済み物件」であることが多く、契約後に設計変更が難しいのが現実。
「気になる部分があっても、売主側が対応してくれないケースも多い。購入前に細かく確認するしかない」と松島さんは語ります。

【まとめ】
駐車場は実寸測定が必須、2.5m未満は要注意
• 天井の傾斜や開口部の配置ミスに要注意
コンセントは“現代基準”で足りているか?
• テレビや家具の配置も事前確認
• 建売住宅は契約後の変更が難しいと心得るべし

株式会社さくら事務所では、建売住宅購入を検討する方へ向けて、ホームインスペクション(住宅診断)を通じて“契約前の不安”を見える化しています。

チャンネル情報

個人向け不動産コンサルティング会社「株式会社さくら事務所」◆株式会社さくら事務所さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を目的として、創業者・現会長の長嶋修が設立した、中立・公正な業界初の個人向け総合不動産コンサルティングサービス企業です。