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 福岡市の博多座で「六月博多座大歌舞伎」が6月2日に初日を迎える。30日は出演者が小舟に乗ってPRする初夏を告げる風物詩「船乗り込み」が行われ、八代目尾上菊五郎、六代目尾上菊之助らが登場した。

 江戸時代から続く伝統行事で博多座では25回目。コースは博多川の清流公園からの約800メートル。出演者は、俳優の名前を染め抜いた色とりどりの幟、高ちょうちんに飾られた船に乗り込み約3万5000人(主催者発表)の歓声に応えた。

 乗船前には式典が行われ、八代目尾上菊五郎は「大好きな博多の地で親子同時襲名披露ができるのはこの上ない喜び」とあいさつ。六代目尾上菊之助は「博多のおいしいものを食べて1カ月、元気に務めて参ります。名前に負けない役者を目指します」と力強く話して会場を沸かせた。