内田梨瑚被告

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 北海道留萌市の女子高校生(当時17歳)が旭川市郊外の神居大橋から転落し殺害された事件で、殺人と監禁などの罪に問われた同市の無職内田梨瑚(りこ)被告(23)の第5回公判が29日、旭川地裁であり、被告人質問が始まった。

 内田被告は、女子高校生が転落する直前のやりとりを自らの口で語り、改めて殺害を否認した。

 検察側の冒頭陳述などによると、内田被告は2024年4月、自身が写った画像を女子高校生がSNSに無断で転載したことに立腹し、女子高校生を留萌市内の道の駅に呼び出したとされる。

 内田被告は女子高校生の態度に不満があったと主張。知人の受刑者の女(21)(殺人罪などで懲役23年が確定)らと女子高校生を車に監禁して暴行を加え、神居大橋に連れて行った理由については、「(女子高校生と)話をしたかった」と説明した。また、女子高校生を橋の欄干に上らせれば「自分が悪かったと思うだろうと考えた」と説明した。

 一方、欄干に座らせた女子高校生を押したことは認めたものの、女子高校生は落ちた後に橋の一部につかまって、自力で欄干の外側に戻ってきたと主張。その後、受刑者の女に「梨瑚さん、もう行きましょう」と言われてその場を立ち去り、「5〜6秒後、叫び声と大きな音が聞こえた」と主張した。

 受刑者の女は27日の公判で、「内田被告が(女子高校生の)肩甲骨を両手で押した」と述べ、女子高校生は自分たちの目の前で転落したと証言しており、2人の証言は食い違う形となった。