PSGはやっぱり国内が楽勝すぎてズルイ? アーセナル選手たちとの総プレイタイムに「6726分」もの差が
いよいよ今季最後の大一番となるパリ・サンジェルマンとアーセナルのチャンピオンズリーグ決勝。下馬評はややPSG優位といったところか。
アーセナルは昨季王者に挑戦するチャレンジャーという立場となるだろうが、今季のプレイタイムや選手の出場回数を見ると、これは圧倒的にPSGが有利ではないかというデータが浮かび上がってくる。『BBC』が両者を比較している。
まずプレイタイムだが、両クラブの準決勝2ndレグに先発した選手のうち、アーセナルの選手たちはリーグ戦で23182分もの出場時間を記録している。対してPSGは16456分にとどまっている。両者の間には6726分もの開きがある。
PSGの選手たちのなかでもっとも長く出場したのはMFウォーレン・ザイール・エメリ(2453分)だが、アーセナルの選手たちのなかにはリーグ戦でザイール・エメリの出場時間を超える選手が6名もいる。サリバ(2616分)とガブリエウ(2751分)に加えてMFデクラン・ライス(3099分)、DFユリエン・ティンバー(2457分)、MFマルティン・スビメンディ(3003分)、GKダビド・ラヤ(3330分)だ。FWウスマン・デンベレの長期離脱などもあったものの、PSGは国内リーグをターンオーバーし、主力の出場時間を抑えながら危なげなく優勝を勝ち取っている。下位クラブ相手にも手を抜けないプレミアリーグを戦い、やっと第37節で優勝を決めたアーセナルとはえらい違いだ。
そもそも、イングランドのアーセナルは国内カップ戦が2つあり、リーグ戦のチーム数がフランスよりも多いため、ここまでにこなした試合数自体が多い。アーセナルはこの決勝戦が今季63試合目。PSGにとっては56試合目となる。
休養期間にも開きがある。リーグ・アン最終戦でPSGはパリFCに敗れたが、これが5月17日(現地時間)のこと。アーセナルがプレミアリーグ最終節でクリスタル・パレスと戦ったのは5月24日のことで、PSGが13日間の休養をとれるのに対してアーセナルは6日間しかない。
ここまでの道のりのハードさにずいぶんと差があり、やはりPSGにとって国内が「楽勝すぎる」のではないかという気がしてくるデータだ。とはいえ、あと1試合ですべてが決まる。王者PSGがアーセナルを退けて2連覇を果たすのか、コンディションの差を乗り越えてアーセナルが初のCL制覇を成し遂げるのか。どちらも全力でこの試合に賭けてくることは間違いない。
