田中圭、対談動画で本音吐露も回復しない好感度…芝居したいかと聞かれ「全然ない」辞めたかったときの気持ちに「なんだコイツら」など外しつづけた結果
復帰する芸能人が活動していなかった期間のことを語るとき、視聴者には苦しかったことに寄り添う気持ちが高まり、好感度が上がることが多い。ところが、YouTubeチャンネル「鈴木おさむに全部ハナシます!!」で率直に語ったにもかかわらず、田中圭のイメージは微妙な状態だ。臨床心理士の岡村美奈さんによれば、「視聴者が期待する答えをことごとく外している」ために、モヤっとした雰囲気が漂っているという。
動画のタイトル『「俳優 田中圭」に この1年とポーカーに関して全て聞きました』にある通り、田中圭は質問に対してまっすぐ答え続けていた。だが、視聴者にとって「ダメなところはあっても正直で憎めない男が帰ってきた」という好印象には繋がらなかったようだ。
「舞台を観て自分も芝居をしたくなったかと聞けば『全然ないです』と言う。辞めたいと思ったことが何度もあったというから理由を尋ねれば、不信感くらいの表現を期待するのに『なんだコイツら』と言ってしまう。勝ち進んでいる様子が配信されてしまい困惑していたとはいえ、ポーカー国際大会で勝って嬉しかったと言わない。妻への感謝の言葉をハッキリ言えばよいのに無言。彼なりの真面目な答えだったのでしょうが、復活の布石になるような姿ではありませんでした」(岡村さん)
言葉も仕草もウソはなかった
視聴者にとって正直に見えなかったとしても、それは田中圭なりに真摯に向き合った回答だっただろうと岡村さんはみている。というのも、友人が出演する舞台を見て自分も芝居をしたいと思わないと言う一方で、これから自分が取り組む芝居についての不安を、言葉だけでなく、仕草でも隠していないからだ。
「『いやもう本当に分かんない』と言いながら表情を大きく崩し、お腹を自分で抱えるように手を回し、自分を守りたい気持ちが動きに出ていました。そして、答え終わったあとは唇を巻き込み、不快な感情を抑えようとしています。さらに『自分の中の芝居の感覚みたいなものがない』と言いながら、上着の裾を持って閉めようとする、防衛と甘えの姿勢を見せます。芝居をすることに対して、久しぶりなのでどうなるのかという不安や、落ち着かない苛立ちのような気持ちを隠していません」(岡村さん)
一方で、ポーカーについての話題はまったくストレスなく話していた。
「大きな身振り手振りで、表情が豊かになっていました。仕事の話の時に出ていた、腕組みや上着を直すなど、自分を守ろうとする仕草はありません。ポーカーについては、ストレスもこだわりもなく話していることがよく伝わりました」(岡村さん)
2025年7月、米・ラスベガスで開催された「World Series of Poker」のトーナメント出場が大会公式からリアルタイムでネット発信されるなどして発覚して以来、田中のポーカー好きと実力は多くの人が知るところとなった。5月5日にもオーストラリアで開催された国際大会へ出場、7位となり11万1720オーストラリアドル(約1270万円)を獲得したことが話題になったばかりだ。
完全に許されたと思っていないのかもしれない
約1年間、仕事がなく「役に入ることがなかった」生活は時間に余裕があって健康的だったのかというと、そうでもなかった様子も垣間見せた。「寝れない」からと、一人で夜通し、アニメを見てから子供を送ったり、眠っても「2〜3時間で起きてしまう」状態が今も続いているというのだ。
「テレビ画面などは明るいので、見続けているとメラトニンの分泌が抑制され、身体が夜だと感じずに眠れなくなります。また、画面に集中していると、脳が興奮して眠気がなくなります。テレビの視聴時間の長さと不眠リスクの増加と関連があるという調査結果が出ていますが、その事例と同じことが起きています」(岡村さん)
全般的に率直な話しぶりだったにもかかわらず、奥さんへの感謝を促されて無言でうなずいたところは、家族との、少し複雑な関係性が顔を出している。
「感謝という言葉だけでは言い表せない感情があるように見えます。昔から、折に触れて妻には感謝の言葉を伝えていると言いつつ、褒めるように促す問いには『ちょっと器はヘン』と、素直じゃない表現になる。ポーカー大会出場が日本で騒ぎになっているらしいとラスベガスから妻に電話したら『おまえ、目立つなぁ』と呆れられたと、おそらく言われたままの言葉を言っています。
まだ完全に妻から許されたと思っていないのかもしれません。それでも一言、率直な感謝の言葉を改めて発言すれば、期待していた言葉を聞けた視聴者は満足して、彼の印象も良くなったでしょう」(岡村さん)
臨床心理士からみても、全体として正直ベースで話していたという田中圭。にもかかわらず好感度がそれほど高まらないのは、視聴者の期待に応えない回答を繰り返したから、というのであれば「なんだコイツら」と言いたくなる気持ちにもなるかもしれない。
