ばんばんざいのみゆとぎし(撮影=三橋優美子)

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 5人組動画クリエイター・コムドットが総合プロデュースを務めるイベント『Creator Dream Fes 2026 ~produced by Com.~(以下『CDF』)』(「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて独占生配信)が2026年7月30日(木)、東京ドームにて2年ぶりに開催される。

(関連:【写真あり】2人体制になってからは初めて『CDF』のステージに立つばんばんざい

 今回で3回目を迎えるイベントには、前回から引き続きの出演となる5組のほか、新たに竹下☆ぱらだいす、しなこの出演が決定。総勢7組がステージに登場予定だ。

 リアルサウンドテックでは、今年も本イベントに出演するゲストクリエイターにインタビュー。今回は2人体制になって以降、初めてステージに立つばんばんざいに、イベント出演への思いや近況、今後について話を聞いた。(せきぐちゆみ)

■2025年は「身体が忙しかったというより、心の方が忙しかった」

ーー『CDF』への出演が決定した際の感想をそれぞれお願いします。

みゆ:めちゃめちゃうれしかったです。

ぎし:3人から2人になったので、今年は呼ばれないんじゃないかと怖かったです。

みゆ:『CDF』に出演してから、周りの人から「東京ドームにYouTuberが立つこと自体がすごいよね」と言っていただけるようになりました。私たちのことを何回も呼んでいただいて、すごくありがたいなと思います。

ーー今年でもう3回目ですね。前回の印象的なエピソードや思い出はありますか?

ぎし:やっぱり「宵花火」をクリエイターのみんなで歌えたことと、みんなで歌う曲として選んでいただいたことが嬉しかったですね。

みゆ:ステージ裏ではモニター前に全員が集まって、応援しながらライブを楽しんでいて、学園祭みたいな感じで楽しかったです。

ぎし:あのステージで流那とはん君が結婚発表したんだよね。

みゆ:私は流那が準備しているときにずっと側にいたので、ステージに出て最後に離れた瞬間に、「今からするんだ……」みたいな。あの瞬間が感動的すぎて忘れられないです。

ぎし:あの頃は僕も結婚を控えていたんで、「俺もするんだけど」とずっと言いたくて、うずうずしていたんですよ。やまとにも内緒にしていたので、あのときは僕だけちょっと違う思いもありました。

ーーそういう時期でしたか。みゆさんは知っていたんですよね?

ぎし:みゆにも言ってなかったんです。『CDF』の後、すぐに企画にしたくて。

みゆ:イベントの余韻に浸る前に1番のサプライズがきたので、「みんな結婚している!」と、気持ちが追いついていかなくて。本当にびっくりしましたね。

ーーすごいサプライズでしたね。総合プロデューサーのコムドットさんとは長く親交があり、これまでの歩みなどよく知った仲ですよね。同じ動画クリエイターとして刺激を受ける部分はありますか?

ぎし:動画クリエイターとしても同業者としても、やまとは本当にいい意味で“イタい”ですよ。

みゆ:私は言っていないです(笑)。

ぎし:言葉一つひとつが本気なんですよ。普段プライベートで仕事の話とか今後について話すんですけど、もう目がキマっている。本当に言ったことをちゃんと実行して、やりきるところがすごいなと思います。ほかのクリエイターだったらそこまでできないので、やまとはやっぱりすごい。自分と戦いすぎてるんですよ、毎日。

みゆ:私は思っていないですよ?(笑) 志が高いなと思うのは、YouTubeをやっていると気持ちの波があって、頑張れない時期というのがあるんですよね。反対に「めっちゃ頑張りたい」と思う時期もあるんですけど、コムドットはずっとモチベーションが高くて。大きいイベントをいまでも続けているのは彼らぐらいだと思うので、同じ歳ですけど尊敬しています。

ーーコムドットさんの覚悟が見えますね。この1年でお2人の環境はすごく大きく変わったと思います。お互いやグループについて思うことを教えてください。

みゆ:去年はファンの方々にいろんな感情にさせてしまったり、自分たちもYouTubeに対しての重みを改めて話し合うきっかけになったので、今後もばんばんざいらしく、ゆっくりとやっていけたらなと思います。

ぎし:20歳の時に僕とみゆで活動を始めてから7年が経って、本当にいろんな環境が変わったんで、僕らもばんばんざいはずっと仲のいい、落ち着ける場所だと思っています。

みゆ:今まであまり喜怒哀楽というものがぎしに対してなかったんですけど、大人になるにつれてそういう感情を出せるようになってきたというのは、いい意味でも悪い意味でも、心を開いているのかなと思います。7年間という長い時間がかかっているんですけど、ぎしのことがよくわかってきたので、もっと喧嘩できたらいいなと。ぶつかって成長していけたらと思います。

ぎし:普通にギクシャクする時はありますからね。

みゆ:全然あります。

ぎし:いつも僕が突っ走っちゃうんですけど、みゆはそれをいつもいい感じのラインで見守っているんですよ。でもたまに行き過ぎる時もあるんで、そういう面ではちょっとみゆ大変だろうなって思っています。

みゆ:大変です(笑)。でも、もうそれがぎしって感じなので。

ぎし:お互いの考えていることは大体わかるんですけど、昔よりもそれを曖昧にしなくなったというか。男女だし、友達としても最低限の気は遣っているんですけど、今年はそういう部分をなくしていく年だと思います。

ーー2025年の振り返り動画で、ぎしさんが「耐える年だった」とおっしゃっていたのが印象的でした。実際、去年はどういう気持ちで活動していましたか?

みゆ:迷いはありました。これからどういう風に2人でやっていくのか会議を重ねましたし、マイナスのことではなかったと思います。

ぎし:いろんな展開があったので、身体が忙しかったというより、心の方が忙しかった気がしますね。

みゆ:ぎしの育休もありましたからね。動画の更新を止めることはできないのでひとりで続けていましたが、知り合いのクリエイターの方々もすごく力を貸してくれたので、気がついたら終わっていました。自分のなかでは伸び伸びやっていた感覚です。

ーー最近、個人で取り組んでいることや始めたことはありますか?

みゆ:最近、企画でパソコンを購入したので、ちょっと資格に興味があって。インテリアコーディネーターの資料を請求しました。

ぎし:みゆはずっと免許も取りにいきたいって言っているのに、「今じゃないな」とずっと先延ばしにしています(笑)。

みゆ:ようやく免許を取りに行くので、楽しみにしています。

ぎし:本当に? ずっと「今じゃない」って言っていたけど。

 僕は自分でYouTubeをやりながらインフルエンサー事務所の経営をしているので、いまはそこに力を入れていて。裏の方も頑張ろうというので、会社を大きくしようと頑張っています。何年以内にという目標はあまりないんですけど、真面目すぎてもその分疲れるので、今年は楽しく、どれだけ頑張れるか。基本的にはストイックにやることを意識しています。

■「演者として面白い」 改めてわかった、ばんばんざいの良さ

ーーご自身で会社を経営したり、インフルエンサーの方々をサポートしてみて、改めて感じたばんばんざいの良さはありますか?

ぎし:改めて、ばんばんざいは演者として面白いなと。仲のいい男女として、お互い踏み込んだことを言い合えるし、そういうシーンでツッコんでくれる。そのやりとりが面白いのは、これまでの7年間があってのことだと思うんですけどね。

ーーお2人の関係というのはすごく稀ですよね。男女の混合グループやコンビは長く続けるのが難しい印象がありますが、7年続いている秘訣はあるんでしょうか?

ぎし:みゆが「付いていく」という感じだったので、もしみゆが僕みたいに自我があったら、多分続いてないんじゃないかなと思いますね。

みゆ:確かに(笑)。「任せるよ」とよく言っていました。でもそれは本当に思っていて、そもそもぎしが誘ってくれてYouTubeを始めているので、大事な選択は考える前にぎしに聞こうみたいな感じになっているかもしれないです。

ぎし:みゆに壺を売りつけたら、売れるんじゃないかなと思っています(笑)。

ーーそれだけぎしさんを信頼しているということですね(笑)。CDFのテーマが「夢の実現」ですが、お2人が今後実現したい夢ややりたいことはありますか?

みゆ:私はYouTubeのファンだけじゃなく、歌のファンをつけられるように頑張っていきたいなと思っています。規模が大きすぎるんですけど、できたらばんばんざいで東京ドームでライブをしてみたいです。

ぎし:東京ドームは特別な場所ですし、自慢できるしね。ばんばんざいでなにか新しい風を吹かせたいなとずっと思っています。

 個人としては好きな地域があるんですけど、その地域を“自分の国”にしていきたい。オフィスやカフェ、深夜食堂とかも考えているんですけど、そういうのを広げて、自分の街にしたいという夢がありますね。

みゆ:欲望の塊(笑)。

ーー壮大な夢ですね! 2人でのCDF出演は今回が初めてということで、最後に当日来場される方やPPVで視聴される方に向けて、それぞれメッセージをお願いいたします。

ぎし:今回のCDFは、2人体制になってから初めて出演するイベントなんです。去年はファンのみんなに迷惑かけたというか、僕らも視聴者も感情が追いついてなかったと思うんですけど、今年はやっと落ち着いて臨めるので、去年心配をかけた分、歌で気持ちを届けられたらいいなと。

 毎回クオリティが更新されているなかで、今年もまた前回とは違うCDFになると思っています。盛り上がり方も会場の熱気もすごいので、ぜひ僕らの歌を聴いて感動したり、何かのきっかけになってほしいです。

みゆ:自分たちではあまり変わってないと思っているので、“そのままのばんばんざい”を見にきてくれたら嬉しいです。

 会場に来てくれる方もPPVで見てくださる方も同じぐらい盛り上がれるように、クリエイターのみんながいろんな仕掛けを考えていると思うので、楽しみにしていてください。

(文=せきぐちゆみ)