JRT四国放送

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2026年2月、イタリアで開催されたバレーボール国際大会で、阿南市の女子中学生が日本代表チームのメンバーとして出場し、最優秀選手賞を獲得しました。

この春、新しい環境で大きく羽ばたこうとしている15歳を取材しました。


豪快なスパイクを放つのは、大西雪路さん。

まだあどけない表情が残るのもそのはず、3月6日、阿南中学校を卒業したばかりの15歳です。

大西さんは2026年2月、イタリアで開催された17歳以下のバレーボール国際大会に出場。

最優秀選手賞を獲得し、世界一の立役者に。

初めて日の丸を背負った舞台で、他国の選手を圧倒するパフォーマンスを見せました。

最後は自らのサービスエースで世界一を決めました。

(大西雪路さん)
「最後は自分のサーブで決めたが、不安だったり緊張したが、そこで逃げてしまったら自分の成長がないと感じたので」
「そこはチャレンジしてサービスエースを結果とることができたので、とても嬉しかったし成長を感じることができた」

縦、横に回転をかけ、軌道が読みづらい上に、スピードを兼ね備えている大西さんのジャンプサーブ。

そして、何といってもこの破壊力。

このサーブで相手を崩していきます。

そしてもう一つの武器は、174センチの長身を生かした打点の高いスパイク。

全身のバネを使い、2メートル90センチの高さから相手を捻じ伏せます。

(記者)
「 意識したことは?」

(大西雪路さん)
「ただ真っすぐ打つだけではなく、腰を捻って向いていない方向に打つ」
「向いてる方向に打つと、高校生は正面に入って取られるので、そこを意識した」

大西さんは4月からバレーボールの強豪、岡山の就実高校に進学します。

より厳しい環境に身を投じ、自分自身を磨いていく覚悟です。

(大西雪路さん)
「全然厳しさが違うし、覚悟と責任がないとコートの中には入れない」
「しっかり覚悟を持ってやると決めたので、覚悟を持って頑張りたいと思う」

この日の練習終わり、在校生が大西さんのものに集まっていました。

憧れの、雪路先輩にサインを求めます。

(バレーボール部の後輩)
「めちゃくちゃかっこいい先輩です」
「日の丸背負って、テレビ越しに応援できるような存在になってほしい」

(阿南中学校バレーボール部・南昌志 顧問)
「強い高校に行くが大きな舞台で活躍してほしいと思う」

練習が終わると、母・尚子さんが待つ自宅へ。

大西さん、食欲も旺盛です。

(大西雪路さん)
「(指導を受けている)高橋先生からレシーブ褒めてもらった」

(母・大西尚子さん)
「ほんま?変わったって?」

(大西雪路さん)
「足が動くようになったって」

4月からは、親元を離れて初めての寮生活。

一番の理解者でもある母・尚子さんとも、あと少しでお別れです。

食べ終えた食器を運ぶなど、少しずつ大人の自覚が芽生えているようです。

そんな大西さんの気分転換は、3歳から続けているピアノの演奏。

(母・大西尚子さん)
「プレーで上手くいかなかったときとか何かつまずいたとき、メンタルが外で頑張れるほどの逞しさがないんじゃないかなと不安があって」
「でも、ここ数カ月でそのあたりが逞しくなってきた気がしているのですが…」

(母・大西尚子さん)
「応援してくれている人がたくさんいるんだってことを忘れずに、感謝の気持ちと自分で覚悟を持っていくので、悔いのないように」

(大西雪路さん)
「その高校を選んでよかったなと思えるように、最後は全力を出し切って終われるようにしたいし、みんなと日本一を取って徳島に帰ってきたいと思う」

徳島が誇る若き才能、大西雪路の名前が全国に轟く日はそう遠くないかもしれません。