記者が作った「キャラメル餅」

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2025年がスタートして、はや半月。年初にはお雑煮やお汁粉を食べた人は多いだろう。だが、その時に使った餅が、食べきれず残っていないだろうか。

近づく賞味期限、なんとか「有効活用」できないだろうか。余った餅を、意外な味付けにして飽きずにおいしく食べられるメニューづくりに、J-CASTトレンド記者が挑戦した。

切り餅2つを用意しよう

その名も、「キャラメル餅」。材料は、以下の通りだ。

切り餅:2個砂糖:大さじ2杯牛乳:20ミリリットル水:大さじ3杯

まず耐熱器に餅を2ついれ、水を大さじ2杯加えたのち、電子レンジ600Wで1分加熱する。

加熱をすると、若干餅が柔らかくなる。

その間に、フライパンに水大さじ1杯を入れて砂糖大さじ2杯と混ぜ、火を通す。

少しすると色がほんのりキャラメル色に変わってくるので、フライパンを回しながら、先ほどレンジで加熱した餅を入れて砂糖を餅に絡ませる。

そのまま中火で火を通し、牛乳を追加で入れ、混ぜながら絡める。沸騰すると飛びやすくなるので、注意が必要だ。

時間がたつと牛乳や砂糖を絡めた餅の色が濃く変わってくるので、茶色くなったら完成。調理時間は、わずか5分程度。

そのままでよいが、餅全体にフライパンに残ったソース足すと、より味が濃くなる。好みで調整するとよい。

餅が柔らかいので、お皿に移す際には注意してほしい。

柔らかなお菓子を食べているみたい

いざ、実食タイム!

牛乳の柔らかさとキャラメルの味で、餅というより柔らかなお菓子を食べている感覚だ。餅とは思えない触感が不思議で、おいしかった。

実は調理の際に沸騰させすぎて、少しソースが飛んでしまった。弱火と中火を調節しながら食べると、いいかもしれない。

キャラメル餅を考案した「料理研究家ゆかり」さんに取材した。

餅をいつもと違ったアレンジで楽しめないかと考えていた時、冷蔵庫にあったキャラメルソースが目に留まった。より簡単に作れる方法を工夫し、生まれたのがキャラメル餅だという。

キャラメル餅を作る際のポイントも教えてくれた。最初から水と砂糖をかき混ぜると、グラニュー糖が結晶化してしまうため、最初はかき混ぜずに加熱し、火が通ってから混ぜるとよいとのアドバイスだ。また、焦がさないように注意が必要だという。

(2025年1月17日追記)「料理研究家ゆかり」さんの取材コメントを加筆しました。