深海1000メートルの海底にあるクジラの死骸に様々な生物が群がる/Ocean Exploration Trust and NOAA ONMS

(CNN)米カリフォルニア州沖でこのほど、深海調査の様子をインターネットで生配信していた研究チームが、海底に沈むヒゲクジラの死骸に遭遇した。周辺には死骸を餌とする多種多様な生物が集まっており、研究者からは興奮の声が上がった。

水深3300フィート(約1000メートル)を超える深海に沈んだクジラの死骸は「ウェールフォール」と呼ばれ、深海生物の食料源となる。

米非営利団体「オーシャン・エクスプロレーション・トラスト」と海洋大気局(NOAA)の研究チームの推定によると、今回見つかった死骸の全長は約4.0〜4.9メートル。

動画には死骸を目当てに多種多様な生物が集まる様子が映っている。

まず登場するのは深海に住むタコ。研究者によると、吸盤で味見しているようにも見える。

続けて「ソコダラ」と呼ばれる深海のタラの姿が見える。カメラは巨大の鯨骨の間で体を休める個体も捉えた。さらにカニや、骨を食べる多毛類も映っている。

NOAAによると、これらの生物は何年もクジラの死骸で食いつなぐことができるという。