衣笠さん死去で「さようなら鉄人」 新聞テレビ欄の「縦読み」が泣ける
「鉄人」衣笠祥雄さんの死去から2日。広島カープのお膝元、広島県民がいま、新聞のテレビ欄に注目している。
2018年4月25日夜、カープは横浜スタジアムで、横浜DeNAベイスターズと対決する。試合はRCC(中国放送)がテレビ中継するのだが、その紹介文が衣笠さんを悼む「縦読み」になっていると話題になっているのだ。
ツイッター「これは泣く」「グッときた」
RCCのスポーツ公式ツイッターは25日、新聞紙面を紹介しつつ、「頑張れ!カープ!」とつぶやいている。ツイートの画像を見ると、たしかに左端が「縦読み」になっているようだ。
永久欠番「3」
— RCCスポーツ (@rccsports) 2018年4月25日
カープのレジェンド・衣笠祥雄さんが急逝して2日。
あの優しい笑顔は
もう見られませんが、
きょうも、
衣笠さんが、横浜の空から
後輩たちを暖かく
見守ってくれているような気がします。
頑張れ!カープ! https://t.co/gUWFptnhBc pic.twitter.com/tTucbthlIV
ぜひとも実物を見てみたいと思ったJタウンネット記者は、広島県のアンテナショップ「TAU」(東京都中央区)へ駆け込み、25日付の中国新聞を入手した。最終面のテレビ欄を開くと、たしかに「さようなら鉄人▽受け継がれる忍耐!」と書かれていた。
中国新聞のテレビ欄(蛍光部分は編集部)
いまやスポーツ中継では、定番となりつつある「新聞の縦読み」。気づいた人も多かったのか、読者からは「これは泣く」「グッときた」といった反応が出ている。
「さようなら鉄人
— Raira (@rairacha____n) 2018年4月25日
受け継がれる忍耐」
毎回この縦読みすごいと思うけどこれは泣く https://t.co/IpqyRNb52X
広島名物、RCCのテレビ番組表縦読み。
— あさを(NLP_Trainer) (@rasao) 2018年4月25日
「さようなら鉄人 受け継がれる忍耐! 白星を天に捧ぐ」。
急に作成したんだろうけど、よくできてますね。黙祷。#縦読み #RCC #広島カープ #鉄人 #衣笠 pic.twitter.com/VzZI10RS2j
さようなら鉄人▽受け継がれる忍耐!
— チキン (@nico_chicken715) 2018年4月25日
RCCの縦読みは毎回楽しみだけど、今回の縦読みはグッときた。 pic.twitter.com/y938t1ztJK
RCC縦読み「さようなら鉄人▽受け継がれる忍耐!」
— 王城鯉太 (@OujyoK) 2018年4月24日
昨日の今日で、よく作り直した思う。頭が下がると同時に、さぞかし辛くせつない作業だったとも思う。
まだショックも悲しみも癒えないけど、それを強さに変えていけるのは、今日も試合があるから。
野球が好きで良かった。カープが好きで良かった。 pic.twitter.com/SREjWuJJSs
なおRCCの番組紹介については、縦読みだけでなく、最終行の「白星を天に捧ぐ」まで合わせて、衣笠さんに向けた「L字読み」なのではとの指摘も出ている。