日本の元プロ野球選手で、現役時代は日本ハムファイターズ(1989〜95年)と近鉄バファローズ(96〜98年)で活躍した中島輝士氏。2012年に台湾のプロ野球チーム「統一7−ELEVEn獅(統一セブンイレブン・ライオンズ)」の監督に就任し、継続中。その中島監督の名前の読み方について、台湾では議論が起こったようだ。

 ウェブニュース「台湾今日新聞網(NOWnews)」は、「統一獅の中島監督のユニフォームに書かれたローマ字を見て、間違いを指摘する声が上がった」と報道。「日ハム時代の選手名鑑では、NAKAJIMAだった。でも今着ているユニフォームは、NAKASHIMA」なのが間違い、という訳だ。

 真相について直撃された中島監督は、「良い質問だ!」と台湾今日新聞網の記者に答えたとのこと。「実は日本ではJIなのかSHIなのかを明確に区別しません。地域によって変わるのです。例えば東北地方では“JI(ジ)”と発音するし、大阪や九州は“SHI(し)”と呼ぶことが多い。東京が本拠地だった日ハム時代は“ナカジマ”と呼ばれ、名鑑にもそう書かれていました」と笑顔で説明したそうだ。

 台湾今日新聞網は、「楽天イーグルスの中島俊哉選手と、歌手の中島美嘉は九州出身。なので2人とも、“ナカシマ”と呼ばせている」とし、「日本人さえも間違うようなので、あまり気にすることはないかもしれない」と報道を締めくくった。

 ナカジマかナカシマか……「中島」という漢字を見ると、どちらで読んだ方がいいのかはっきりと決めず、深く考えないのが日本人なのかもしれない。台湾で指摘された中島監督は、意外に感じただろうか。佐賀県出身の中島監督は九州ということで「ナカシマ」と呼ばれることが日常だったのだろう。なので現在のユニフォームには、「NAKASHIMA」と書き、そう呼ばせているのだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)