【モーリスレベロトーナメント】U-19日本代表 3−3 U-21コートジボワール代表(日本時間6月1日/パルク・デ・スポール)

【映像】「前代未聞の誤審」でレッドカード提示…日本が猛抗議(実際の様子)

 U-19日本代表のMF神田泰斗(RB大宮アルディージャ)が、まさかの誤審で退場処分となった。一度目の警告のはずが、主審の間違いで2枚目のイエローカードとカウントされ退場になり、ファンからは怒りの声が上がった。

 U-19日本代表は日本時間6月1日、モーリスレベロトーナメント(フランス開催のU-21世代大会)のグループB初戦でU-21コートジボワール代表と対戦。常に追いかける展開の中、FW浅田大翔(横浜F・マリノス)の2ゴール、FWマギージェラニー蓮(RB大宮アルディージャ)の同点弾で3−3のドローに持ち込んだ。

 ただ、試合終盤には不可解な判定で数的不利を強いられた。85分、神田が中盤でMFパトリック・ザビにプレスを仕掛ける。しかし反転されて入れ替わられてしまい、神田はユニホームを掴んで突破を阻んだ。すぐに主審が笛を吹き、神田にはイエローカードが提示された。

 ところが間髪入れずに、主審はレッドカードも提示。これに驚きの表情を見せた神田は、左手の人差し指を立てて1枚目であることを主張した。しかし主審は2枚目だとジェスチャー。まさかの事態に神田は思わず苦笑いを浮かべた。

 その後も神田は1枚目であることを主張するも聞き入れてもらえず。チームメイトたちも主審とコミュニケーションを取るが、ここでも主審は2枚目であることを主張し、神田にピッチを出るように催促した。

 この様子にABEMAで解説を務めた坪井慶介氏(元日本代表DF)は、「神田は1枚目ということを言ってませんでしたか?これはちゃんと抗議したほうがいいですね。(主審の)メモが間違っている可能性もある。レフェリーはしっかりと確認をしなければいけない」と指摘した。

 しかし、判定訂正を期待して神田はピッチに残っていたが、やはり判定は覆らない。するとベンチからは「しゃーない!しゃーない!切り替えてやるよ!」との声が飛び、神田は俯きながらピッチを後にした。

メディア向けの大会公式記録によれば…

 一連のシーンにABEMAのコメント欄やSNSでファンは激怒。「ふざけんなって」「審判しっかりしろよ」「超誤審」「適当な判定」「こんなことあるの?」「とんでもない判定。こんなの許されないだろ」「誰と間違ったんだよ」「さすがに酷すぎ」「これをJリーグでやったらとんでもない騒ぎになるぞ」「まじでやってくれたなー。なんだこの審判」など大荒れとなった。

 また、退場となった神田には、「神田くんマジで可哀想」「神田も苦笑いだったな」「イエロー1枚で退場とか可哀想すぎる」と同情の声が寄せられた。

 メディア向けの大会公式記録によれば、日本でイエローカードを受けたのは49分のMF木寺優直(RB大宮アルディージャ)、74分のMF山下翔大(水戸ホーリーホック)、そしてこのシーンの神田。神田のレッドカードは記載されておらず、その理由は以下のように説明されている。

「適用に誤りがあったため、日本代表の背番号7・神田泰斗選手に誤って2枚目のイエローカードが記録されました。確認の結果、実際には彼の一度目の警告であることが判明しました。したがって、同選手は退場処分とはならず、イエローカード1枚として記録されます」

 大会公式も誤審を認めたことになる。チーム側にも連絡があり、山下のイエローカードが誤って神田に付けられていたという。

 数的不利に陥った日本代表だったが、残り時間を耐え凌いで、勝点1を獲得した。なお、次戦は日本時間6月3日にU-21ポルトガル代表と対戦する。

(ABEMA/モーリスレベロトーナメント)