栃木強盗殺人“事件を主導”か 益田和彦容疑者(48)を公開手配 成田空港から“国外に逃亡”動画も
栃木県で住人の女性が殺害された事件で、事件を主導したとみられる男を警察は29日、公開手配しました。
■“国外に逃亡”公開手配の男、空港で…

強盗殺人事件が起きた3日後。男の姿は、成田空港にありました。
益田和彦容疑者(48)。栃木県上三川町で起きた強盗殺人事件を主導したとみられる人物です。
警察は29日、強盗殺人容疑で公開手配に踏み切りました。
すでに、国外に逃亡しているとみられる益田容疑者。空港では頭に眼鏡をかけ、左手にスーツケースと買い物袋を持って歩いています。
よく見ると、右腕は、肩から手のひらにかけてサポーターのようなものでつられています。痛めていたのでしょうか。
このあと、益田容疑者は1人で出国。中国を経由し、東南アジアへ逃亡した可能性があるといいます。
■女性殺害、愛犬も殺される 息子2人も重傷

地元で有名な資産家一家が狙われた、強盗殺人事件。住人の富山英子さんが殺害され、愛犬も殺され、富山さんの息子2人も重傷を負いました。
匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウによる事件とみて、捜査を進めていた警察。これまでに逮捕されたのは6人。実行役とみられる16歳の高校生4人と、指示役とみられる竹前容疑者夫婦です。
このさらに上、事件を主導していたとみられる人物として、40代の男が浮上していましたが、この男が今回公開手配された益田容疑者です。
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元神奈川県警捜査1課長の鳴海さんは、空港の動画を見て、こう指摘します。
元神奈川県警捜査1課長 鳴海達之さん
「衣類をたくさん持っている感じではない」
「行く先で誰か保護してくれる者がいるから、サングラスもマスクもしない。顔を堂々と見せて空港内を歩いている。自分は捕まらない自信があるのではないか」
■“指示役”夫婦と事件の前に何らかのつながりか

捜査関係者によると、秘匿性の高いアプリを使って竹前容疑者夫婦に富山さんの自宅の住所などを伝えていたとみられる益田容疑者。さらに、事件で使われた道具を用意していた可能性も…。
今回の事件では、バールが使われたとみられていますが、益田容疑者は事件前、神奈川県内にあるこのホームセンターでバールを購入していたとみられています。
実は、このホームセンターがあるのは、竹前容疑者夫婦の自宅から車で10分ほどの場所でした。
警察によると、益田容疑者と竹前容疑者夫婦は、事件の前に何らかのつながりがあったとみて捜査しているといいます。
■公開手配に踏み切った“2つの理由”

すでに、海外当局と連携し、行方を追っているという警察。公開手配に踏み切った理由について、鳴海さんは…。
元神奈川県警捜査1課長 鳴海達之さん
「理由は2つ。国内で益田容疑者を知っている人物から情報をとる。もうひとつは(益田容疑者に)密入国された場合、日本で全くわからない状態になると困る。全国に指名手配をかけてかまえる」
