TSMC、1〜3月の売上高が過去最高に 年間では30%超の増加見込む/台湾
同期の売上の25%が3ナノ半導体、36%が5ナノ半導体、13%が7ナノ半導体で、7ナノまでの先端半導体が全体の74%を占めた。
魏氏はAI需要に応えるために投資を加速し、3ナノ半導体の生産能力を強化すると説明。南部・台南市内の工場で3ナノの製造プロセスを整備しており、来年上半期の量産開始を予定している他、すでに建設が終わっている米アリゾナ第2工場では来年下半期に、建設中の熊本第2工場では2028年に、それぞれ3ナノ半導体の量産を始める予定だと語った。
また、台湾にある5ナノの製造プロセスを3ナノに転換していく考えも示した。
投資家からは、米実業家のイーロン・マスク氏が主導する半導体工場「テラファブ」の構想による影響に関心が高まっている。これについて魏氏は、半導体受託生産では新たな工場の建設に2〜3年、その後の量産化と歩留まり向上にさらに1〜2年を要し、近道は存在しないと言及。TSMCの核となる強みは、技術での優位性や生産能力、顧客からの信頼にあり、特に「サービス」が重要だと述べた。
(張建中/編集:田中宏樹)
