「銀河鉄道999」が招いた偶然 メーテル役の訃報とご当地駅メロの終了日が重なる
13日、オードリー・ヘップバーンの吹き替えや、アニメ「銀河鉄道999」のヒロイン・メーテルの声などで知られた声優の池田昌子さんが死去したことが伝えられた。87歳だった。所属事務所によると死因は脳出血で3日に病院で息を引き取ったという。
近年は、外国映画やアニメだけではなくコカ・コーラ社の「綾鷹」のCMやテレビ東京系「ありえへん∞世界」などナレーションの仕事もこなしており、80歳を超えても現役であった。
そんな池田さんだが、ある「シンクロ現象」が話題になっている。彼女の訃報が伝えられた13日、神奈川県相模原市のJR横浜線・淵野辺駅では2014年から使われてきた同駅の発車メロディー(ご当地駅メロ)「銀河鉄道999」がこの日をもって終了になったのだ。
実は淵野辺駅は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスの最寄り駅であり「宇宙に一番近い街」として相模原市がPRしている。その結果、宇宙を旅する内容のアニメ「銀河鉄道999」がコラボレーション先として選ばれ、1979年に劇場公開された同作品の主題歌「銀河鉄道999(The Galaxy Express 999)」のアレンジ曲が発車メロディーとして採用されたという経緯がある。
淵野辺駅の「銀河鉄道999」メロディー廃止と、「銀河鉄道999」のヒロインであるメーテルの声優である池田さんの訃報が重なったのは全くの偶然であり、ネットでは「メーテルが最終電車で旅立った」「偶然にしては出来過ぎている」「運命を感じる」「二重で悲しい気持ちになった」といった声が相次いだのである。
まさに「偶然が生んだ奇跡」としか言えない話であるが、淵野辺駅から出発した「999」は今頃、メーテルを乗せて宇宙を旅しているのかもしれない……。
