最近、東京と神奈川の一部地域で、今まであまり見られなかった種類のシロアリが急増しているのを知っていますか?
ホームインスペクションを手がける株式会社さくら事務所のホームインスペクターである坂さんが、シロアリ業者からの情報として入手したこの情報は、特に横浜市や横須賀、東京の多摩地域にお住まいの方にとって、かなり怖い話です。
今回は、この厄介な「アメリカカンザイシロアリ」が、従来のシロアリとどう違い、あなたの家をどう守るべきかを解説します!

■ 新たな強敵!「アメリカカンザイシロアリ」の何が怖い?
従来のシロアリ(ヤマト・イエシロアリ)が、土の中を通り、土のトンネル(蟻道)を作って床下から家に侵入するのに対し、アメリカカンザイシロアリは、その常識が通用しません。

● 従来のシロアリとの決定的な違い
・生息場所: 土には行かず、基本的に木の中だけで生息します。
・侵入経路: まさかの空から飛んできて、木に食い込んで家に入ります。
・生息位置: そのため、従来のシロアリではあまり見られなかった2階や屋根裏にも生息するケースがあります。

● なぜ東京・神奈川で激増しているのか?
名前の通り、元々アメリカに生息していたシロアリです。坂さんによると、港がある地域やアメリカ軍の基地がある地域から、船や空輸されたダンボールなどにくっついて運ばれてきた可能性が高いそうです。
実際に激増しているのは、横浜市(中区、磯子区など)や横須賀市、そして東京の昭島、立川、江戸川などの地域です。

■ 最大の厄介事!なぜ「アメリカカンザイシロアリ」は見つけにくいのか?
このシロアリの最大の脅威は、その見つけにくさにあります。

① 入った後の痕跡がわからない
従来のシロアリは、地面から基礎を伝って家に入る際に土のトンネル(蟻道)を作るため、床下を点検すれば侵入経路がわかります。
しかし、アメリカカンザイシロアリは空から飛んでくるため、入った後の痕跡が全くわからないらしいのです。この「見つけにくい」点が、被害が拡大している大きな要因です。

② 被害を見つける唯一の手がかりは「フン」
基本的に、彼らはずっと木の中で生息し、木を食べ続けて増えていきます。
被害に気がつくポイントは、木の中で溜めきれなくなったフンを外に出し始めた時です。
坂さん:「柱の近くや窓枠の足元などに、1ミリ程度のコロコロしたフンがいっぱい落ちていたりすると、生息の可能性がある」

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