関西じゃ当たり前なのに他地方の人から驚かれること「お好み焼きにご飯」「食べ物『ちゃん』」

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とにかく個性が強く、県民性の話題になると真っ先に取り上げられる関西人。その独特の文化や風習、言葉は知らない人にとって「へえ〜!」の連続です。そこで関西の方に、関西じゃ当たり前なのに他地方の人から驚かれることについて聞いてみました。

■粉もん×米は関西じゃ常識
・焼きそばとごはんを食べようとしたときにものすごく驚かれたことがある(女性/31歳/その他)
・お好み焼きを食べるときは必ず白いごはんと一緒に食べる(男性/22歳/食品・飲料)
・お好み焼きをおかずにごはんを食べる(男性/35歳/団体・公益法人・官公庁)

他地方の人が見て、よく「え!?」と驚くのが関西のこの食べ方。焼きそばがおかず、お好み焼きがおかず、という感覚がよく理解できないようです。ソースとんかつにごはん、という感覚で食べてみれば他地方の人でも意外といけそうな気も?

■基本の関西弁が、いちいち通じない
・「そこになおして」というのは「そこにしまって」ということなのに、通じなかった(女性/27歳/金融・証券)
・「あきません」というのが、「ダメです」って意味なのに、「開きません」と間違えられることがよくある(男性/36歳/機械・精密機器)
・「あほ」と言うと怒られる。どちらかといえば親しみを込めた言葉だと思っていたので(女性/36歳/医療・福祉)

また、他地方の人にいちいち通じないのが、基本の関西弁なのだとか。この誤解で困るのが、関西人には悪意がないのに「ばかにしてる?」と他地方の人にとられてしまうこと。どちらかというと親しみや真心を込めて、その言葉を使っているのに!

■他地方の人から、つっこまれやすい関西弁
・お店の名前や食べ物を「さん」「ちゃん」と敬称で呼ぶこと(女性/38歳/生保・損保)
・目のできもののことを「めばちこ」という(男性/40歳/その他)

関西の人の使う言葉で、他地方の人からつっこまれやすいのがこんな言葉。確かに「コープさん」「大丸さん」などお店の名前にさん付けするのは関西独特。「めばちこ」も他地方の人だと何それ? な言葉かもしれません。

■関西と関東では、エスカレーターの乗る位置が逆
・関西ではエスカレーターに乗るとき、右側は立ち止まる人(女性/44歳/電機)
・エスカレータの歩いている側が関東とは逆になる(男性/47歳/情報・IT)

関西ではエスカレーターの右側が立ち止まる人のエリア。ただし関東ではこの逆。日常の何気ない場所に地方差があるなんて、驚きですよね。

また、他地方の人に関西人の「ここに驚いた」という経験を聞いてみましたので、ご紹介いたします。

■他地方の人が見る、「ここが変だよ関西人」
・大阪に住んでいる友だちが遊びにきたのでご飯を食べにいったら、お会計のときにそこのお店のクーポンを持っていなかったことにびっくりされ、後ろにお会計を待っている人がいたが、構わずにクーポンをスマホで探し始めてしまった(女性/35歳/医療・福祉)
・隣に座っていた見知らぬおばちゃんがいきなり「あめちゃん食べる?」と言ってきた(男性/32歳/機械・精密機器)
・大阪へ行った時、みんなが漫才をしているようなしゃべり方だったこと。みんな値切るのがうまく、パワフル(男性/30歳/その他)
・会社の新人歓迎会で、新人のあいさつに「おもんない!」とガチで突っ込んだ先輩社員(女性/27歳/金融・証券)

特に多く寄せられたのが「関西人のちゃっかりエピソード」。お金にちゃっかりしている人が多いのも、関西ならではです。

個性が強くて独特な文化や風習を持つ関西。地方差のギャップを知るのに、これほどわかりやすい存在はないかもしれません。あなたが関西人に驚いたところは、どんなところでしたか?

調査期間:2015/3月(フレッシャーズ調べ)
調査対象:社会人男女
有効回答件数:320件