大谷翔平(29日)=AP

写真拡大

 【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグは29日、各地で行われ、ドジャースの大谷翔平は本拠地でのフィリーズ戦に1番指名打者で出場し、2試合連続の本塁打となる10号ソロを放つなど4打数3安打1打点だった。

 複数安打は5試合ぶり、3安打は10試合ぶりだった。松井秀喜、イチローに続く日本人選手3人目のメジャー通算700打点に到達した。

 ドジャースは先発ロブレスキーが7回1安打1失点と好投。得点は大谷の一発を含む4本のソロ本塁打で挙げ、4―2で勝って6連勝を飾った。

 今季2度目の2試合連続アーチを放った大谷は「運良く入ってくれた」と振り返った。

 三回一死、右腕ウィーラーに対し、1ボールからの2球目、真ん中低めのスプリットをとらえると、打球は右翼フェンス奥のブルペンに飛び込んだ。飛距離は374フィート(約114メートル)で、「ちょっと(バットの)先の方だったので、入るかなと思ってみていたけど、飛んだコースが良かった」。

 ゆっくりとダイヤモンドを1周した大谷は、ホームを踏む直前にポンと手をたたいた。ダッグアウトに戻る直前には、負傷者リストに入ったT・エルナンデスに代わり、ロバーツ監督から祝福のヒマワリの種を浴びせられた。

 2桁本塁打はメジャー9年目で8度目。コロナ禍での短縮シーズンだった2020年だけ、7本塁打に終わっていた。

 この日は五、八回にいずれも中前打を放ち、3安打をマーク。大谷は「シングルの当たりもセンター中心にいい感じで打てている。打球角度がしっかり出てくれれば、長打になるのかなと思っている」と、打撃の調子が上向いていることに手応えを感じていた。

 ロバーツ監督は「ホームランは完璧にとらえていたわけではないと思うが、ボールの下にバットをうまく入れて、スタンドまで十分な飛距離だった。(センターへの2安打を含め)これらはとてもいい兆候だ」と高く評価していた。