© New Line Cinema Photographer: Pierre Vinet │写真:ゼータイメージ

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『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの新作映画として、ゴラムを主人公とする『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題:Lord of the Rings: The Hunt for Gollum)』が発表された。新たに製作される複数の映画シリーズの第1弾とされる本企画。数多く存在するキャラクターの中で、なぜゴラムが主人公になったのか。

ゴラムといえば、ピーター・ジャクソン監督による『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズにも登場したキャラクター。元々はホビット族だったが、ある日見つけた「一つの指輪」に魅せられてしまい、長い時間をかけて邪悪で醜い姿へと変貌していった。スメアゴルと呼ばれる善良な別人格を持ち、己の悪と戦う姿も見せる。

2023年5月には単独ゲーム『The Lord of the Rings:Gollum』がリリースされるなど、現在も高い人気を誇るゴラムだが、まさか映画版でも主人公になるとは、寝耳に水だったというファンもいただろう。新作映画にプロデューサーとして復帰するジャクソン監督は米とのインタビューで、ゴラムの魅力を語りながら、主人公として描くことにした背景を明かしている。

「ゴラム/スメアゴルというキャラクターには常に魅了されてきました。なぜなら、スメアゴルという思いやりのある側面を持ちながらも、ゴラムは人間の性の“最悪”を反映しているからです。私たち全員の中にも両方の側面があるからこそ、彼は読者や観客と繋がるんだと思います。私たちは、彼の背景や、昔の映画では描き切ることができなかった彼の旅を掘り下げていきたいのです。」

物語の詳細は謎に包まれたままだが、ジャクソンも明かしている通り、『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』では描かれなかったストーリーラインがフィーチャーされるようだ。現在は脚本開発の初期段階と言われており、ジャクソンは「彼(ゴラム)が誰と出会うことになるのかを知るにはまだ早すぎる」と語っている。

監督に、ゴラム役のアンディ・サーキスが抜擢されたのも大きなサプライズとなった。しかしジャクソンにとって、サーキスに監督を任せるのは簡単なことだったという。サーキスといえば、『ホビット』シリーズではセカンドユニット・ディレクターを務めるなど、ジャクソンからの信頼も厚い。ジャクソン自身も「彼には活力と想像力、そして最も重要なことですが、中つ国にもう一度足を踏み入れるのに必要な物語の世界への理解力があります」と人選の理由を語った。

『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題)』は2026年に米公開予定。米ワーナー・ブラザースは、本作や2024年12月公開予定のアニメ映画『ロード・オブ・ザ・リング:ウォー・オブ・ロヒアリム』を皮切りに、『ロード・オブ・ザ・リング』のIP開発に本腰を入れていく構えだ。

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