マンダムは3月16日、「40代ミドル男性白書2021」を発表した。調査は今年1月に実施し、20〜69歳の男性1030人(うち40代男性は206人)、20〜49歳の女性618人から回答を得た。

40代男性のテレワーク実施率は31.1%。新しい働き方について「満足している」と回答した人は18.0%、「どちらともいえない」は55.8%とまだ落ち着かない人が過半数のようだ。

オンライン飲み会についていけない」40代は7割超

働き方について20代男性と比較した。「オンライン会議についていけない」は20代男性が51.0%なのに対し40代男性が58.3%。テレワークで仕事が「進めにくくなった」(20代54.4%、40代61.2%)も40代の方が高かった。20代は「今後も出社しなくていい」が62.6%だが、40代は52.9%となっている。

ちなみに、テレワーク中のサボりについて「うまくサボりながら取り組んでいる」は20代(51.5%)と40代(52.4%)で大きな差は見られなかった。

リアルな飲み会について、20代は「減って嬉しい」(55.8%)が過半数だが、40代は「減って残念」(58.3%)が多数派となった。「オンライン飲み会についていけない」(20代65.5%、40代74.8%)でも40代が上回っている。調査元は「新しい働き方に対して、ヤング男性とミドル男性の間で大きなギャップが存在している」とコメントしている。

コロナ禍でより大事にしたいものを聞くと、「健康に過ごすこと」が76.7%で、「心の余裕」(64.1%)、「安定した暮らし」(61.6%)、「家族と過ごす時間」(57.3%)も約6割が回答している。

また、コロナ禍で家族との食事時間が増えた人は43.7%。より時間をかけるようになったこととして「趣味・娯楽を楽しむ」(23.3%)、「自宅で飲食を楽しむ」(29.6%)、「テレビを見る」(27.2%)など"おうち時間"の増加を感じる回答が目立った。