粘り強く話を聞き...特殊詐欺を未然に防いだ銀行員ら3人に感謝状 巧妙化する詐欺の手口 水際で被害を食い止める活動も続く(山形)
特殊詐欺被害を未然に防いだとしてきのう銀行員ら3人に感謝状が贈呈されました。詐欺の手口が巧妙化する中、水際で被害を食い止める活動も続いています。
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今回鶴岡警察署から感謝状が贈呈されたのは、フィデアホールディングスに勤める門脇英子さんとグループ企業の荘内銀行鶴岡営業部に勤める本田さくらさん、小林真由美さんの3人です。
先月26日、荘内銀行鶴岡営業部の本田さんの窓口に60代の男性が訪れ、「口座のカネを他行に分散させたい」と依頼した事から始まりました。
荘内銀行鶴岡営業部 本田さくらさん「色んな所に振り込みをしたいということでいらっしゃいまして、金額が大きいことや動揺していた様子だったので上席の方に相談し対応した」
しかし、男性は理由を聞いても話そうとせず本田さんは小林さんに報告。男性を応接室に案内し粘り強く話を聞いたということです。
■「これはおかしいなと」
荘内銀行鶴岡営業部 小林真由美さん「この資金はどういった資金かと聞くと、それは誰にも話してはいけないことになっていると言っていたので、その時点でこれはおかしいなと思った」
銀行では詐欺被害の可能性を感じたことから鶴岡警察署へ通報。警察が調べを進めたところ、警察官をかたるオレオレ詐欺だったことがわかりました。
男性は被害にあわずに済んだということです。
フィデアホールディングス 門脇英子さん「お客様の大事な預金を守ることができて良かった。お金の動きが大きかったりとか些細なことでも気をつけてお客様の口座等の動きを営業店と連携し詐欺を止められたらと思う」
■感謝状を贈呈されるのは4回目
実は、小林さんはこれまでにも特殊詐欺被害を防いだことがあり、感謝状を贈呈されるのも今回で4回目です。
荘内銀行鶴岡営業部 小林真由美さん「昔は現金で引き出してレターパックで送るとか現金でとりに来る人に渡すとかあったが、色んな手法が変化していて複雑化しているという印象」
鶴岡警察署によりますと県内では今年2月末までに15件の詐欺被害が確認され、被害額はおよそ8700万円に上ります。
警察では、警察官が現金を要求したり、指定口座に送金を送るよう求めたりすることは絶対にないとして注意を呼び掛けています。
