マンUでプレイしていたイブラヒモビッチ photo/Getty Images

写真拡大

マンチェスター・ユナイテッドにFWズラタン・イブラヒモビッチがいた頃、選手たちにはピリッとした緊張感が漂っていたのだろう。

イブラヒモビッチは2016年から2年間マンUでプレイし、国内カップ戦やヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献。初のプレミア挑戦だったが、大ベテランになっても通用することを証明する2年間だったと言える。

パフォーマンスはもちろんだが、イブラヒモビッチの存在はチームメイトにも大きな影響を与える。

英『Daily Mail』によると、マンUのDFルーク・ショーはイブラヒモビッチがいるおかげでトレーニング中に手を抜くことができなかったと振り返る。練習の紅白戦にもイブラヒモビッチは本気で臨み、負けたら怒り出すからだという。

「彼は狂気だった。彼は僕らのドレッシングルームに必要な人だったと思う。彼は生まれながらの勝者だ。ちょっとした紅白戦でも、負けると彼のチームメイトは殺されるのさ。彼がいることで全員の能力が引き出されていたように思う。トレーニングでも手を抜くことはできない。だって彼のチームにいて負けたら死ぬのだから」

イブラヒモビッチは今冬に復帰したミランでもハイレベルのパフォーマンスを披露し、チームを引っ張ってきた。自分のパフォーマンスはもちろん、周囲の選手たちをやる気にさせてしまうカリスマ性もイブラヒモビッチならではのものなのだろう。

少しチームメイトは恐怖を感じるかもしれないが、それで練習の質が上がるのであれば問題ないか。

●最新情報をtwitterで見よう!

twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/