新年度早々、値上げラッシュの到来です。

今月に入って、食品や公共施設の料金など値上げが相次ぎ、消費者の財布を直撃しています。

現場を取材しました。

(見田 真一 記者)

「食用油にマヨネーズ、そしてカップ麺も。この4月も値上げのラッシュ」

生鮮食品に加工品、生活用品などが並ぶ、長崎市のスーパー「ララ矢上」。

4月1日から、白玉粉や缶詰など6品目を値上げし、6日からはさらに、カップ麺やしょう油など 39品目の値上げを予定しています。

(ララ矢上 小山 健太 店長)

「特にサバの値段が一気に200円くらい上がったり、(買い物客から) “何でも高くなった”という声や、“どうしてもあと1品、手が伸びない” という声をいただく」

帝国データバンクによりますと、今月中に値上げされる食品は「2798品目」。

原材料費の高騰が主な原因で、特にマヨネーズやドレッシングといった調味料が、1514品目と半数以上を占めています。

食品は去年、2万品目あまりが立て続けに値上がり。

今年も7月までに約5700品目が値上げされる見通しで、物価高騰に歯止めが利かない状況です。

こうした状況に、買い物客は…。

(買い物客)

「同じように買っていても、支払額は増えたと実感している」

「1人だから、いっぱい入ったものは買えない。(買う時に)考えないといけない。あれが欲しいと思って、大きいから1人じゃもったいないからとか」

ララ矢上では、買い物客の負担を少しでも減らそうと、今月から2か月間「くらし応援セール」として、約300品目を10%値下げして販売。

毎週木曜日には、会員カードに1万円をチャージすると200円を還元するキャンペーンを始めました。

(ララ矢上 小山 健太 店長)

「セールなど、少しでも消費者の負担を軽くできるように努力している。一つひとつはこだわっている商品が多いので、価格ではない面で支持してもらえる店になるよう、日々努力している」

帝国データバンクは、中東情勢による原油の調達難や円安の長期化が続けば、今年後半にも “値上げラッシュ” が再燃する可能性があるとしています。