メッシ(左)と忠臣のエンソ・フェルナンデス(C)Norio ROUKAWA/office La Strada

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「彼に頼まれたら、戦争にだって行く」

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 アルゼンチンMFデパウルは、リオネル・メッシ(38)への忠誠心をこう表現する。

 日本時間23日午前2時のオーストリア戦に2-0で快勝。2得点を叩き出したのは、やはりメッシだった。

 初戦のアルジェリア戦でハットトリック。W杯通算得点を歴代トップタイの「16」に伸ばして迎えたこの一戦。さすがに重圧があったのか、開始早々に得たPKを失敗。それでも引きずることはなかった。

 輝きを見せたのは前半37分。センターライン付近でスローインを受けると、中央のMFに横パス。味方が一斉に駆け上がる中、我関せずとばかりにノロノロと小走りで前進し、PA付近に到着するのを待っていたかのように左から折り返されたスルーパスをダイレクトで蹴り込んで先制点を奪った。

 仲間がつなぎ、最後はメッシが仕留める。現在のアルゼンチンを象徴するような一撃でW杯史に新たな歴史を刻んだ。

 さらに後半アディショナルタイムにもダメ押し弾で記録を再更新。チームのここまでの2試合5得点は、すべてメッシによるもの。DAZNの中継で解説を務めた田中マルクス闘莉王氏は「(記録達成のためにも)攻撃時にみんなメッシを探している」と分析したが、まさにその通りである。

 代表メンバーのメッシへの思い入れはハンパではない。MFエンソ・フェルナンデスはこの試合に向け、「メッシに魔法を起こさせたい」と意気込み、少年時代からメッシに傾倒するFWフリアン・アルバレスは。今大会に際しても、「ずっと僕のアイドル。当然、恩返しをしたい」と話している。もはや「みんなはメッシのために」の様相だ。

 メッシは“忠臣”たちのお膳立てを受け、記録をどこまで伸ばすのか。

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 ところで、次のスウェーデン戦はどのような展開が予想されるのか。元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏や、なでしこジャパン初代監督で元ドイツ1部ビーレフェルトのヘッドコーチ・鈴木良平氏に語ってもらった。そこで挙げられた“キーマン”とは……。●関連記事 【もっと読む】森保J次のスウェーデン戦はこうなる! も要チェックだ。