JRT四国放送

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徳島の桜の開花はまだですが、海のサクラがひと足早くお目見えです。

鳴門市で春の訪れを告げる「桜鯛漁」が始まり、港は活気づいています。

鳴門市北灘町の粟田漁港。

漁師たちは、まだ暗い午前5時すぎに海へと向かいます。

やってきたのは、港から1キロほどの沖合。

ここに仕掛けた定置網を引き揚げると。

(記者)
「網を上げると、ピンクの色づいた姿が見えました。桜鯛です」

今の時期に獲れるマダイは、淡いピンク色をしたその姿から「桜鯛」と呼ばれます。

粟田漁港では3月25日から、春の訪れを告げる桜鯛漁が始まりました。

(記者)
「見てください立派な鯛、朝日にピンク色が輝いています。ずっしりと重い身も、引き締まっているように感じます」

(山仁産業・松下周平 専務)
「ちょっと小ぶりだが、身質的にはよく太っていて良い感じ」

27日は午前中だけで、約1.7トンの水揚げがありました。

水揚げされた桜鯛は、県内をはじめ京阪神市場などに出荷されます。

(山仁産業・松下周平 専務)
「桜鯛のピンク色を見たら、桜と同様に春を感じられて良い」

桜鯛漁のピークは、4月中旬から5月上旬までです。

4月18日には「JF北灘さかな市」で「桜鯛祭り」が開かれ、桜鯛が市価より3割ほど安く販売されます。