パナソニックが半導体事業からの撤退を決めた。台湾の半導体メーカー「新唐科技(ヌヴォトン・テクノロジー)」に、事業子会社の全株式を、2020年6月をメドに、2億5000万ドル(約270億円)で売却すると、11月28日発表した。半導体は家電とともに成長したが、韓国や台湾勢の攻勢で競争力を失い、事業継続は困難と判断した。パナソニックは1週間前にも液晶パネル生産をやめると発表したばかりで、赤字事業を切り離す構造改革の一環だ