29日のコッパ・イタリア準決勝セカンドレグは、ラツィオがホームでユヴェントスに2−1と勝利を収めた。2試合合計3−2で決勝進出を決めたラツィオ。最初に喜びを表したのは、決勝点を挙げたFWセルジョ・フロッカリだ。

「僕の決勝点は、スポットライトから遠いところで働いているすべての人たち、そして出場機会が少ない選手たちにささげるよ。こういった結果に貢献することができてうれしい」

ウラジミール・ペトコビッチ監督も喜んでいる。

「我々はこのラウンド突破に値した。うまく試合をコントロールしてね。終盤はどんなことも起こり得たが、私はチームに満足できる。全員が全力を尽くした。ファイナルで対戦する相手? 最も重要なのは、我々がファイナルにいるということだ。(フェデリコ・)マルケッティが終盤に決定的だった? 今に始まったことじゃない。彼は素晴らしいシーズンを送っているよ。だが、(クラウディオ・)マルキージオがミスしたのは、我々がラッキーでもあったね」

一方、アントニオ・コンテ監督は次のように分析している。

「180分間の2試合をよく分析すれば、我々はもっと良い結果に値した。95分の2−2にするチャンスが、決定的に響いたね。でも、これがサッカーだ。メルカート? 私は自分の選手たちに満足しているよ」

いくつかの不利なジャッジについて、コンテ監督は明らかな皮肉で応えている。序盤にFWミルコ・ヴチニッチが倒された場面でPKが与えられなかったことについて、指揮官は「ミルコはシミュレーションでイエローカードを出されるべきだったね。マルケッティは彼に触っていない。彼がダイブしたんだ」と話した。

さらに、後半にラツィオDFアンドレ・ジアスがFWセバスティアン・ジョヴィンコに触れたと見られる場面についても、「セバがイエローカード? 退場にするべきだったね。審判をだまそうとしてはいけないよ」とコメント。逆にラツィオFWミロスラフ・クローゼが倒された微妙なエピソードについても、「この上なく乱暴なファウルだ。明らかなPKだね」と述べている。

また、記者会見でも「コンテ・ショー」は続いた。

「ジャッジは完璧だった。抗議しなかったよ。非の打ちどころのないジャッジだった。ヴチニッチへのPKはなかったし、ジョヴィンコは糖分低下で気を失ったんだ。我々は大きな危機にあり、注意深い評価をしなければいけない。チャンピオンズリーグ出場権も分からないし、イタリアでスクデットを再び獲得するのは難しいことだからだ。我々はすべてにおいて危機にある」

イタリア王者の指揮官の姿勢は、メディアを苛立たせた。だが、コンテ監督はこう返している。

「私はとても落ち着いているよ。君らは常に怒っているコンテを見たいのかい? 私は今、我々が危機にあると言っているんだ。我々は長いこと結果を出していないとね」