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クルマのある人生の愉しみ方を提案

4月10〜12日、千葉市の幕張メッセにおいて『オートモビルカウンシル(AUTOMOBILE COUNCIL)2026』が開催中だ。今年で11回目を迎える。

【画像】これから『オートモビルカウンシル2026』へ行く方へ! 事前に見どころをチェック 全200枚

『自動車の歴史を軸にヘリテージカーからモダンカーまでが一堂に会する、3日間のイベント』と主催者が謳うとおり、過去・現在・未来を貫く、魅力あふれるものたちが3日間共演する、自動車カルチャーイベントだ。


4月10〜12日、幕張メッセで『オートモビルカウンシル2026』が開催中。    山田真人

ヘリテージカーを中心としたクルマの展示や販売がメインだが、トークセッション、アート、音楽、マルシェなど、クルマを取り巻く多様なカルチャーと出会いクルマのある人生の愉しみ方を提案している。

会場は、ここ数年、幕張メッセとなっている。前回までは北ホールだったが、今回はメインの展示ホール5、6ホールでの開催となった。

会場には、日本車3メーカー(トヨタ、ホンダ、三菱)、インポーター3社(ポルシェ、マセラティ、ディフェンダー/レンジローバー)、40以上のサプライヤーやヘリテージカー販売店、クラブなどが出展。展示車両は約120台(2輪も含む)にも達した。

では、これから幕張メッセへ向かう人のために、今回のオートモビルカウンシルの見どころをざっと紹介していこう。

おさえておきたい主要展示は?

前回の北ホールは会場が比較的縦長だったので、入口から会場を見ると、奥のほうが分かりにくかった。だが今回の5、6ホールは正方形に近い会場なので、入口から全体を見渡すことができる。

まず、手前右側に、主催者テーマ展示のピニンファリーナとレストモッド。ピニンファリーナの展示では、フィアット・アバルト750レコルド・エンデューロ・ピニンファリーナが最大の目玉だ。普通のクルマとは違う、速度記録に挑戦するマシンらしい独特のスタイルが目を引いた。


例年と異なり今年は5〜6ホールでの開催なのでご注意を。    山田真人

その隣には、ランチア・デルタやスバル・インプレッサを現代風にアレンジした『レストモッド=レストア+モディファイ』されたクルマたちが並ぶ。

その奥にはトヨタ/GAZOOレーシング、奥には三菱、ホンダと、国産メーカーが大きめのスペースで懐かしの名車などを展示。

インポーターは、入口を入ってすぐにポルシェ、その奥にマセラティ、少し奥でディフェンダー/レンジローバーがホンダの手前にブースを構える。

この主催者テーマ展示から国産メーカー&インポーターの展示は、ぜひおさえておきたい。

販売店のブースは、まさに百花繚乱

そのあとで、会場中央のセンタープラザを中心を目指そう。多くのヘリテージカー販売店のブースが、まさに百花繚乱のごとくクルマを展示しているから、これらをくまなく見ていきたい。ひととおりクルマを見て回るだけなら、1時間もあれば十分だろう。

展示されているクルマは、販売店などによって、特定のメーカー(国)で揃えている場合もあるし、まったくバラバラな場合もある。

それゆえ、まずは自分でひととおり眺め、気になるクルマや好きなクルマの場所はチェックしておき(それほど広くないから見つけにくいことはないはず)、あとからじっくり眺めたり写真を撮ったり、担当者に話を聞いたりするのもいいだろう。

いつかはこんなヘリテージカーを手に入れたい

前述のようにオートモビルカウンシルは、トークセッション、アート、音楽、マルシェなど、クルマを取り巻く多様なカルチャーとの出会いの場でもある。

トークショーやライブ、レコードコンサートなども順次開催。クルマに関連したアートを展示した『アートカウンシル』や、飲食を愉しむスペースもある。また、クルマのパーツやミニチュアカー、アクセサリーなどのグッズなどを販売する、小さなショップが並ぶ『マルシェ』も見逃せない。


18億円! ものプライスタグが掲げられた1964年式ポルシェ904/8。    山田真人

「オートモビルカウンシルに展示されているクルマには手が出ないけれど、マルシェで売っているミニチュアカーやアクセサリーなら買える」と、ここを熱心に巡っているクルマ好きも少なくないようだ。

展示車のコンディションはどれも新車同様の極上に近いもの。しかも、ほとんどスクラップに近い状態からフルレストアしたりと、かなり手がかかっているものが多い。

オートモビルカウンシルに来るたび、「いつかはこんなヘリテージカーを手に入れたいな……」と思わずにはいられない。年々上がっていく価格を見ると個人的には現実的でないが、少なくともそんな夢を見させてくれるイベントなのである。