【Figure-rise Standard ニャアン】 開発・発売元:BANDAI SPIRITS 発売日:2025年7月26日 価格:4,180円 ジャンル:プラモデル サイズ:全高約145mm

 今回レビューするのは、先日最終回を迎えたアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』よりプラモデル「Figure-rise Standard ニャアン」。6月に発売した「Figure-rise Standard アマテ・ユズリハ(マチュ)」に続くシリーズ第2弾となる。

 ニャアンは、同作のメインキャラクターの1人。外見はマチュと比べると高身長でクールな美少女といった印象。故郷のサイド2が戦場となり、イズマ・コロニーで暮らす難民の女の子として劇中に登場する。イズマ・コロニーで開催された非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」を通じてマチュやシュウジと知り合い、自身もGQuuuuuuXに搭乗して戦うなどして戦場に身を置いていくことになる。

 キットは、制服の差し替えパーツやアクション用スカート、スマホにイヤホン、サングラスといったさまざまなオプションが付属。発売中のマチュと合わせることで、劇中のシーン再現をいろいろと楽しむことができる、プレイバリューの高い商品となっている。早速、「Figure-rise Standard ニャアン」をレビューしていこう。

「Figure-rise Standard アマテ・ユズリハ(マチュ)」(写真左)と「Figure-rise Standard ニャアン」(写真右)。2人並べてみると身長差やプロポーションの違いなどしっかりと再現されていることがわかる。

ランナー11枚組みで豊富なオプションの数々に期待感が漂うキット

「Figure-rise Standard ニャアン」パッケージ

ランナー一式

 まずはランナーを見ていこう。ランナーはA~OJ2まであり合計11枚とシール2枚のボリューム感のある構成となっている。衣装のバリエーションは紺のジャケットと白いシャツだ。小物も充実しており、さまざまなシーンを再現できるようになっている。細かいところだが、制服のエンブレムやスマホ、サングラスなども再現されていて非常にこだわりを感じた。

A:目線を外した涼やかな顔。タンポ印刷が非常に綺麗だ。

B:髪周りのパーツ群。黒系のパーツがほとんどだが、コンチとサングラス、イヤホンの成形で4色となっている。

C:肌のパーツで、顔が3つもついているのが特徴的だ。

D1:服のパーツ群。紺色の学生服の再現度が高い。

D2:こちらはシャツパターンのパーツ群だ。

E1,2:靴や髪のワンポイントとなるカラーのパーツ。

F1,2:動きのあるスカートや小物のパーツ。

OJ2,HB-1:ジョイントや手元のパーツ類だ。

シール:水転写式デカールとシールの2枚構成。リュック、学生服のロゴが両方あるのがありがたいポイントだ。

各部のパーツ分けで劇中のニャアンの姿を再現

 早速パーツを説明書通りに組み立てていく。スタイルの良いニャアンをリアルに再現できるようになっていると感じた。マチュ同様、髪の毛の特徴的なハイライトや髪色はしっかり再現されている。また、マチュと比べて微妙に濃い肌色も映像で見た通りの色合いだ。組み立て前から非常に期待感のあるキットとなっている。

【頭の組み立て】

頭部パーツ全景。紫色の特徴的なハイライトと顔のシールを貼れる顔面パーツが多くさまざまなパターンを楽しめる。

耳に切れ込みが入っており、サングラスやイヤホンを装着できる輪郭とノーマルなものに分かれている。

まずはノーマルな顔の完成。涼やかな目元が印象的だ。タンポ印刷の質も非常に高い。

【胴体の組み立て】

次に胸部を作っていく。まずはブレザーのパターンだ。

ジョイントパーツを埋め込む際に少し隙間を開ける必要がある。

襟部分もしっかり色分けされている。

ボタンやポケットはシールで補完し制服のディテールも高く再現されている。

【腕の組み立て】

腕部もシンプルな作りでテンポ良く組み上げていく。

手のひらのパターンも2種類あり、ポージングの幅も広げられる。

袖の隠れ具合も絶妙だ。

左腕も同様に組み立てる。ジョイント部分の噛み合わせが硬いのでしっかりとはめ込む。

両腕の完成!

【脚の組み立て】

脚は少しパーツ数が多いが、その分細かい仕上がりになっている。

細長く美しい脚。

靴紐のディテールやスニーカーの色の再現度も高く、可動域も広い。

パーツの合わせ目も最小限で可動域もしっかりとある!

左足も同様に組んでいく。

健康的な両足が完成!

【腰の組み立て】

次に腰回りを作成していく。とてもシンプルな作りだ。

マチュとは違う作りで、腰は独立している。

スカートは2種類で、通常パターンと動きを出して可動域を広げられるパターンが用意されている。

アクション用スカートは裾が開いている。

スカートを履かせて下半身が完成。

パーツを並べるとこのようになる。

スタイル抜群のニャアンが完成!

 一旦ここまででニャアン本体は完成!本体は約3時間で組み上がった。スタイルの良さが際立っていて、マチュとは違う魅力がある。特に足元の作りは細かいと感じた。スニーカー、ソックスあたりの色分けの細かさや、スカートの紫色の差し色も映えている。残りは小物や他のコスチュームを組んで完成となる。

小物全景。リュックのシールは水転写式と紙で選べる。今回は水転写式にした。コンチも非常にかわいい!

スマホもシールを貼って完成。マチュを追跡しているシーンを再現している。

シャツパターンの胸部。中の作りはブレザーと同様だ。

リボンや服のたるみもリアルな仕上がりとなっている。

シャツパターンの腕部全景。

しっかり腕まくりされていてシワ感のディテールが良い。

全パーツを並べてみると、さまざまなパターンを妄想できる!顔のパターンをいろいろ変えられるのは非常に良い!

豊富なバリエーションパーツと広い可動域!

 まずは全身を一周見てみよう。スタイル抜群なニャアンは非常に美しい。ブレザーが逆三角形で非常にメリハリを感じさせる造形になっているのでよりスタイルが良く見える。マチュよりも普通に立たせるのが容易で安定感もある。背中にはアクションベース用の穴が空いておりいろんなポーズができるようになっている。

長い髪を靡かせることもできるし、スッと落として飾ることもできる。

両腕を外してリュックを背負わせることも可能。馴染み具合が非常にリアル。

サングラスをかけると雰囲気が一気に変わる。

スマホのディテールも完璧だ。

イヤホンもさりげなくつけることができる。

アクション用スカートパーツに変えると動きが出ていい感じだ。

次に白シャツパターンを見てみよう。

自信なさげな表情もキュートだ。

ポニーテールも可動するようになっている。

こちらも後ろにアクションベース用の穴が空いている。

コンチのサイズ感が非常にかわいらしい。

鬼気迫る表情も迫力がある!

喋っているシーンも再現可能だ。

アクションベースで走らせてみるとここまでの可動域での設置も可能だ!

OP風にも走らせてみた。

マチュと並べると身長差も細かく再現されている。肌色の違いも必見だ。

影を感じるキャラクターなので夜のシーンを撮影したかった!

マチュと合わせればED風な1枚も再現。

街に溶け込んでいる姿も美しい!

スタイル抜群で満足感の高いキット!

 なんといっても完成後のスタイルの良さが非常に満足度の高いキットだと感じた。作成時間も4時間ほどで、すぐに完成させることもできてしまう。表情のパーツも多いし、小物も充実しているし、可動域も非常に広い。マチュと並べて飾るとジークアクスの世界観を一発で再現できてしまう。8月2日に発売する予定の「HG 1/144 GFreD」と並べるのも楽しみだ。大人気の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の今後のプラモデルラインナップに期待したい。

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