イスラエルのネタニヤフ首相、レバノン首都南郊への攻撃を指示…停戦は崩壊状態

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 【エルサレム=福島利之】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は1日、レバノンの首都ベイルート南郊の親イラン勢力ヒズボラの拠点ダヒヤ地区への攻撃を軍に指示した。

 イスラエルはレバノン南部でも戦闘を拡大させ、4月17日に発効したレバノンでの一時停戦は崩壊状態だ。

 ベイルートでの攻撃を巡り、トランプ米大統領はイランとの戦闘終結の交渉への影響を懸念し、抑制を求めてきた。ネタニヤフ氏は声明で「ヒズボラが停戦合意違反を繰り返している」と攻撃の理由を説明した。

 イスラエルは5月31日には、レバノン南部の戦略的な要衝ボーフォート城の制圧を発表した。同城付近では同日、ヒズボラのドローン(無人機)攻撃でイスラエル軍兵士1人が死亡し、3月2日の戦闘再開後の兵士の死者は25人となった。

 一方、レバノン保健省によると3月2日以降の死者は3400人を超えた。英仏独は戦闘激化に懸念を表明し、仏は国連安全保障理事会での緊急会合の開催を求めた。