大河ドラマ考察系YouTuberが明かす！ていと蔦重が本当の夫婦になる日は来るのか？

大河ドラマ『べらぼう』第24回の放送内容および考察をまとめた動画「【べらぼう】ネタバレ 第２４回あらすじ詳細版 大河ドラマ考察感想 ２０２５年６月２２日放送 第２４話 蔦重栄華乃夢噺」が、人気考察系YouTuber・トケル氏によって公開された。トケル氏は、番組の放送時間が都議会選挙開票速報の影響で6月22日夜7時14分開始へと変更されることも丁寧にアナウンスしつつ、今回も鋭いドラマ解説を展開している。

動画の冒頭では、第23回までの振り返りとして、「回想シーンとはいえ、瀬川が登場したことですね。スタジオがこれまで唯一愛した女性だと思います」とスタジオの過去の恋愛を押さえつつ、新たな女性・テイ（丸屋の娘）が持つ物語上の重要性について語った。丸屋の経営難や売却の話、またスタジオとテイの最悪な出会いの背景には「公書堂が丸屋の主力商品だった往来物をかっさらってしまったこと」「テイの元夫が店の金を使い込んだこと」など、複雑な因縁があると分析する。

注目の展開は、浅間山の大噴火の混乱の中でスタジオが敵対していた本屋たちと力を合わせ、見事な発案力を発揮するシーン。ここでテイに対し、「スタジオになら、店を任せられる」と思わせるきっかけが生まれ、商業パートナーとしてだけではなく、次第に運命の相手として結びついていく流れが描かれている。また二人がなかなか“本当の夫婦”にはなれず、テイが苦悩を抱えて家を出てしまうという緊迫の人間模様にも注目し、「スタジオがテイにプロポーズした理由を考えるんですが、やっぱり一緒に本屋をやらないか、というのが一番言いたかったことではないか」とトケル氏は核心を突いた。

主人公スタジオとテイ、お互いの過去や価値観の違いからすれ違いが続くものの、「書を持って世を耕す」という共通した志や、世話になった人への恩返しという一点でつながる二人。この気持ちの一致が、結局企画倒れになってしまったプロポーズの本質だったのではないか、と考察するトケル氏。「でも、その思いは、今回は伝わらず、振られることになりました」と述べ、切ない展開を伝えた。

動画終盤では、スタジオを巡る丸屋の店の売買劇や、吉原・松前藩の陰謀など政治・経済パートの分析も披露し、「この後、どういう逆転劇があって、テイとスタジオが結ばれることになるのか、注目しましょう」と次回以降への期待を集めつつ、「今、10万人を超える方がチャンネル登録してくれています」とリスナーへのお礼で結んだ。