バイエルンになす術なく敗れたアタランタ。(C)Getty Images

写真拡大

 日本でも大きな盛り上がりを見せているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、大番狂わせが起きた。3月10日、プールBのイタリアが優勝候補のアメリカを8−6で破ったのだ。

 歴史的勝利にイタリアが沸いた夜、同国のサッカー界では悲劇が起きた。セリエA勢で唯一チャンピオンズリーグに勝ち残っているアタランタが、ホームでのラウンド16第1レグでバイエルンになんと1−6の惨敗を喫したのだ。

 まだ、敵地での第2レグが残っているとはいえ、逆転はほぼ不可能で、事実上イタリア勢の“全滅”が決定した。

 イタリアの大手紙『Gazzetta dello Sport』も、「アタランタはホームでバイエルンに1−6という衝撃的な敗北を喫し、チャンピオンズリーグ準々決勝進出の可能性は事実上消滅した」「イタリアサッカー界にとって悲劇的な夜だ」と報じている。
 
 同紙は「失態を犯したのはアタランタではなく、我々のサッカーだ」と指摘。「チャンピオンズリーグに唯一残っている我々の代表が、バイエルンに屈辱を与えられた」と嘆いた。

「昨季のチャンピオンズリーグでは、最後まで残ったイタリアのチーム、インテルがミュンヘンでの決勝で(パリ・サンジェルマンに)5失点を喫した。そして今シーズン、最後に残ったアタランタは、ホームでミュンヘンのチームに6失点した。遠回しに言うまでもない。これはアタランタの失態ではなく、何よりもまずリーグとイタリアサッカーの失態だ」

 セリエA王者のナポリはリーグフェーズで30位に終わり、インテルとユベントスは決勝トーナメント・プレーオフで、格下と見られていた相手にそれぞれ敗戦。最後の砦だったアタランタも敗退が決定的で、イタリアでは悲観ムードが漂っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「日本は狂っている」侍ジャパン日韓戦勝利の裏で…日本サッカーの“衝撃結果”に海外驚愕!相手の監督は「泣き崩れた」