6月のFIFAクラブワールドカップでの惨敗を糧に、国内タイトル獲得に向けて、浦和レッズは力強く前進している。第24節のFC東京戦こそ苦杯を喫したが、そこから公式戦5試合無敗。天皇杯は順当に準々決勝へ駒を進め、J1リーグでは第26節の名古屋グランパス戦に勝利し、暫定首位の京都サンガF.C.と勝ち点4差まで迫ってきた。上昇気流の攻撃陣を担っている一人が右MFの金子拓郎だ。背番号77は名古屋戦で持ち前のドリブル突破を前面