森保監督が長友佑都を起用した意図を説明した【写真:徳原隆元】

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試合後の記者会見で語った

 日本代表は現地時間6月25日、アメリカ・テキサス州のダラス・スタジアムで、北中米ワールドカップ(W杯)グループステージ第3節でスウェーデンと対戦し、1-1で引き分けた。

 F組2位となり、3大会連続で決勝トーナメント進出を決めた。森保一監督は試合後の記者会見で、5大会連続でW杯出場を果たしたDF長友佑都について「バタバタするなとチームに全体に促してくれた」と感謝した。

 前半をスコアレスで折り返した日本は、後半11分に均衡を破った。華麗なパスワークから最後はゴール前に抜け出したMF前田大然がゴール左へ流し込み、先制点をマークした。だが後半17分にFWアンソニー・エランガに左足でミドルシュートを決められて同点に追いつかれた。試合はそのまま1-1で終了した。

 指揮官は1-1の後半30分に長友を左ウイングバックで投入。「まずは自分たちの戦い方が崩れないようにと思っていた。守備から攻撃のチャンスを伺うようにと思って起用しました」と説明した。「(別会場の)オランダが勝っている状況で、我々もオランダ以上に得点を奪って勝ちたいところはありましたが、そう簡単に勝たせてもらえない流れかなと思っていた」と試合展開を分析した上での判断だった。

 オランダの結果を意識しすぎて前のめりになることを警戒していたと明かした指揮官。「オランダの得点はみんなわかっている中で、攻撃だけの意識になってしまってゲームを崩すことはあってはならないと思っていましたが、さすがベテランの長友が1-1で戦っている所をバタバタするなとチームに促してくれていた。最低でも勝ち点1を取りながら勝利を目指す部分。彼がチームに落ち着きをもたらしてくれたかなと思います」と長友が果たした役割を説明し、約20分間のプレーを称えた。

 白のヘアバンド姿でチームに魂を注入した長友は、ブラジルとの大一番に向けて「見ててください」と言い切ってスタジアムを後にした。(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)