OpenAIがChatGPT向けに、「Skills」と呼ばれる新機能のテストを実施していることが報じられました。これはAnthropicがClaudeで提供している同名の機能に類似したもので、特定の能力やワークフロー、あるいは特定の分野に関する知識をAIに教え込むための、フォルダーベースの指示セットです。

OpenAI is reportedly testing Claude-like Skills for ChatGPT

https://www.bleepingcomputer.com/news/artificial-intelligence/openai-is-reportedly-testing-claude-like-skills-for-chatgpt/





これまで提供されてきたGPTsはコーディング不要でChatGPTをカスタムできるという機能で、特定のニーズに合わせてプロンプトを調整するものでしたが、Skills機能はこれとは異なります。

モデルとなっているClaudeのSkills機能は、AIエージェントに専門知識や組織的な文脈などを事前に与えて複数の「スキル」として連携させる構成可能性や、一度構築すればアプリやAPIなどの異なる環境でも共通して利用できるポータビリティが特徴です。

AIエージェントに専門知識や組織的な文脈などを事前に与えて「スキル」として呼び出せる「Claude Skills」をAnthropicがリリース - GIGAZINE



また、必要な時に必要なリソースのみをロードするため効率的であり、従来のトークン生成よりも高い信頼性が求められるタスクに対しては、実行可能なコードを含めることもできるのもSkillsの大きなポイントです。

BleepingComputerの報道によれば、ChatGPTに導入されるSkills機能はhazelnuts(ヘーゼルナッツ)というコードネームで開発されており、スラッシュコマンドを介して利用可能になる予定だとのこと。



機能にはスキルエディタが含まれるほか、既存のカスタムGPTをスキルへと変換するオプションも用意される見込み。具体的な展開時期は明言されていませんが、2026年1月のリリースに向けて計画が進められているそうです。

なお、OpenAIのコーディングエージェントであるCodexは、ChatGPTに先行してSkills機能がすでに搭載されています。