KNB北日本放送

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県内の山岳地帯ではこの夏、クマの出没が相次いでいます。

きょうも立山・室堂周辺で取材中のKNBのカメラがクマの姿を捉えました。

県や警察が注意を呼びかけています。

きょう午後0時半ごろ。標高およそ2450メートルの立山・室堂周辺で取材していた時のことです。

登山者
「おるおるおる!」

長谷川記者
「いました!すぐそばの斜面にクマがゆっくりと歩いているのが見えます」

室堂ターミナル近くの登山道周辺に現れたのは成獣とみられる1頭のクマ。

慌てる様子もなく、斜面をゆっくりとのぼっていきました。

長谷川記者
「多くの登山者でにぎわう立山、室堂ターミナル。こちらからすぐそばの斜面で、クマが出没しました」

室堂から見た人
「クマかどうか分からなかったけど、茶色いものが動いているなって。ちょっと怖いですね」

クマは遊歩道の近くにも現れ、多くの登山者が離れた場所から写真や動画を撮影していました。

写真撮影した家族
「ゆったり普通に歩いて、こちらに驚いている様子もなく、クマが出たのはニュースで知っていたが、さすがにこっちの登山道まではこないかなと思ってきたんですが、ちょっとびっくりしました」

動画撮影した登山客
「鈴とスプレー、大事だと思った。次から持ってこようと思った。距離があるからこそで、本物は怖いんだろうなと思う」

登山客「もし近かったら怖かった。なので上にあがる予定で来たが、実際にクマを見ちゃった以上はやめましょうと」

さらに…。

みくりが池での目撃(今月22日)
「でか、でかい」

先週金曜日にも登山者が、室堂のみくりが池温泉近くで遊歩道を歩くクマの姿を捉えていました。

これに伴い、周辺の遊歩道は一時閉鎖されました。

今月19日には、標高2294メートルの薬師峠キャンプ場=通称・太郎平キャンプ場にもクマが出没。

登山者のテントをあさり、菓子や飲み物、さらに別のテントのそばにあったコメなどを持ち去る被害がありました。

ここ数日、県内の山岳地帯で相次ぐクマの目撃。

県や警察は、クマに近寄らないこと、食べ物やごみは持ち帰ること、鈴などで自分の存在を知らせることなどを呼びかけています。