元祖アイドル声優・椎名へきるもナレーターで大活躍! へきると一緒に宇宙へランデブーしようよ!

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私たちが声優の声に接する機会は、アニメ・ゲーム・洋画(日本語版)・ラジオ・CMなど実に様々です。最近では東京の交通機関のひとつ「ゆりかもめ」新橋〜豊洲間でも、声優アナウンスが起用される(※1)ほど、その活躍の場は広がるばかり。そんな中、人気女性声優(三石琴乃・椎名へきる)がナレーターを務めているプラネタリウム「サンシャインスターライトドーム満天」を体験してみました。三石琴乃といえば『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサト、椎名へきるといえば『YAT安心!宇宙旅行(何故かDVD未発売)』の天上院桂(てんじょういんかつら)。90年代を代表する名作アニメの思い出を胸に抱きながら、個人的にワクテカしつつ池袋へ向かったのでありました……。


(※1)ゆりかもめの声優:2006年3月より、新橋〜豊洲間の構内案内図、精算所、トイレ案内図の音声案内を声優が担当中。声優の面々には、浅野真澄(新橋)、たかはし智秋(竹芝)、落合祐里香(日の出)、鈴村健一(お台場海浜公園)、中原麻衣(有明)、保志総一朗(豊洲)らがいる。

■「サンシャインスターライトドーム満天」入場までの歩み(1)。

7月某日「プラネタリウムなんて小学校の時の遠足以来かも?」という、星に対する思い入れナッシングな私は、のんびりと池袋へ到着。「サンシャインスターライトドーム満天」のあるサンシャインシティは、同人誌即売会(「サンシャインクリエイション」等)などが開催される場所だけに馴染みはあったものの、プラネタリウムに行くのは今回が初めて。「席は空いてるだろうし、サクッと観て帰るかな」と思いながら、ふと入場券売り場前の番組案内に目をやると、そこには信じられない光景が! いわゆるサプライズじゃあの(竹原慎二風に)。

[満席]14時の回 「満天の星に願いを」
[満席]16時の回 「満天の星に願いを」
[満席]18時の回 「満天の星に願いを」

な、なんだってー!! 何これ!? プラネタリウムって今キテるの? そりゃあ今日は日曜日だし多少混んでても不思議はないけど、まさか[満席]とは……。と、全く想定してなかった事態にしばし呆然。しかも目的の2番組のうち、「ASTRONAUT 宇宙飛行士になる!」は本日の最終上映が既に始まっていて、さらに「満天の星に願いを」の買えるチケットは19時の回のみ。今からでは2時間くらい中途半端に時間が空いてしまいます。

「サンシャインスターライトドーム満天」の番組案内。これで見る限り、イチ押しの番組は「満天の星に願いを(Presented by 東京電力)」みたいです。初日に見た案内板。「満天の星に願いを」が大人気。プラネタリウムの不可思議な人気に面食らいながらこの日は退散。


事前調査がヌルかった己の甘さを反省しつつ、ここは明日出直すことに。そのまま帰るのはもったいなかったので、とりあえずR15な映画『300(超血みどろ)』『ボラット(超下品)』を連続で観て「結構面白かったけど人に勧めにくいよなあ……」と感慨にふけってみたりしたのでした。

■「サンシャインスターライトドーム満天」入場までの歩み(2)。

特別"星"にロマンを感じない、100%声優目的な私は(以下略)。今日は昼過ぎに到着して、無事にチケット2枚(2番組分)をゲッツ。連休最終日とはいえ、周りは家族連れやらカップルやら、ペア以上のお客さんの多いこと多いこと。仕事がらみとはいえ、単身1名でプラネタリウム鑑賞に来ていたのは、もしかしたら私だけだったかも……(なんというロンリー)。とりあえず、2日目にしてようやく施設に入場完了。頭上全天を覆う巨大スクリーンにちょっと感動しながら、案内係のお姉さんに促されて、奥のちょうど一人分空いた席に着席。いよいよ鑑賞開始です。最初に観た番組は「ASTRONAUT 宇宙飛行士になる!」でした。