ナイスシュート!2歳以下のサッカー教室 裾野広げる若手指導者 西尾亮さん
サッカーを通して子どもたちの成長を促そうと奮闘する、若手の指導者がいます。目標は、サッカーを文化として根付かせること。2歳児以下を対象にしたサッカー教室も富山市で開いていて、取材しました。
中久木キャスター
「ワールドカップイヤーの今年、サッカー熱が高まるなか、こちらの保育園では、将来日本代表になるかもしれない小さな子どもたちがサッカーを楽しんでいます」
指導しているのは、西尾亮さん25歳。幼児を対象としたサッカー教室のほか、障害のある子どもたち向けの教室や高校生への指導など幅広い世代にサッカーを教えている指導者です。
この保育園では、およそ3年前から月に1回、2歳児までを対象にサッカーの指導をしています。
中久木キャスター
「小さい時から始めたほうが良い?」
西尾亮さん
「お子さん自身の成長にとって、できるだけ早くボールに触れたり、運動を通して楽しく身体を動かすことがすごく大事だと思っています。サッカーの入り口を広げる意味でも、0歳~2歳児のサッカースクールを始めました」
西尾さんは、高校サッカーの強豪校、富山第一高校の出身です。Jリーガーを夢見て入学しましたが、激しい競争の中でベンチにも入れず、卒業後は一般企業に就職しました。しかし、サッカーへの思いは強く、選んだのが指導者の道でした。
Jリーグのクラブや海外での研修も受け、指導のノウハウを学んできました。
西尾さん
「一度はサッカーで挫折を味わったのですが、僕自身もサッカーに育ててもらった思いがあって」
サッカー教室では、子どもたちが楽しそうに体を動かしています。
中久木キャスター(勝手に実況)
「行った、行った、ナイスシュート決まったー!コーチともタッチ!喜びを分かち合う、これがサッカー!」
西尾さん
「サッカーをする上で人と話すことが多いですし、手をつないでドリブルする、ゴールを決めてハイタッチをする、そこのコミュニケーション能力の高さは、この段階からサッカーを始めている子どもたちから感じることが多いです」
西尾さんは技術だけでなく、サッカーを通じたコミュニケーションなど、人としての成長を大切にしたいと話します。
上谷朋恵副園長
「お友達との距離の取り方とか、協調性が育まれていると思います」
保護者
「1歳半でサッカーてできるのかなと思っていたんですが、ボールと関わりながら、すごい笑顔を見せてくれるようになったので、親としてもすごくうれしい」
選手として挫折を経験し、その後、指導者となって5年。西尾さんには大きな目標があります。
西尾さん
「僕は、富山県でサッカーを文化にしたい。僕が一緒にサッカーをしている子どもたちから、次の子どもたちに夢を与える存在が出てきたらうれしい」
西尾さん
「きょう楽しかった人!」
「はーい!」
「サッカーボール楽しかった」
西尾さんは、今後も活動の幅を広げ、日常の会話にいつもサッカーがあるような文化を県内に根付かせたいと話していました。
