“稼げる”のはいいが…4階級制覇のレジェンドは「ワクワクしない」とキッパリ パッキャオvsメイウェザーの再戦は業界内の熱量も上がらず

パッキャオとメイウェザーの再戦への注目は…(C)Getty Images
マニー・パッキャオとフロイド・メイウェザーというボクシング界の両レジェンドが、ふたたびリング上で拳を交える。今年9月に米ラスベガスで公式戦が行われることが発表されており、2人の対戦は2015年以来、11年ぶりだ。
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現在47歳のパッキャオと、今月中に49歳を迎えるメイウェザーの再戦には、カード発表当初より各メディアからさまざまな反響が上がった。ボクサーとしての実績は申し分ないものの、両者の年齢などから、試合決定への否定的な声が目立つ。
そして、現時点における業界内の反応を見ても、イベントそのものへ向けられる関心度や熱量が高くはないことが読み取れる。
米専門サイト『BIG FIGHT WEEKEND』では、元WBA/WBC統一ウエルター級王者キース・サーマンのコメントを紹介している。
メイウェザーがかつて格闘家のコナー・マクレガー戦など、他競技のトップファイターとの話題性重視とも言えるイベントを行ってきたと振り返るサーマンは、現在では“お騒がせYouTuber”としても知られるジェイク・ポールが、その興業モデルをさらに拡大させていると主張。「フロイドが青写真を描き、ジェイク・ポールがそれを進化させたようなものだ」と説きながら、今回のパッキャオ戦実現の背景として、「フロイドは『おいおい、若造に俺より優れたことさせて、金まで稼がせるわけにはいかない。“マネー”といえば俺だった』って感じさ。仕方ないよ、これが現実だ」と訴える。
さらに、「彼は超豪華な生活を送っている。金が必要だって言う人もいる。パッキャオもフロイドもお金が必要だ。お前も金が必要か?ならビジネスに戻って稼げよ」などと、冷静な見解を並べている。
他にも、元世界4階級制覇王者のロイ・ジョーンズJr.がこの一戦への想いを打ち明けており、ボクシングメディア『BOXING NEWS』が特集記事の中で伝えている。
「彼らがこれで大金を稼ぐのはいいことだと思う。そういう意味では賛成だ」と述べるジョーンズは、最初の試合にも触れながら、以下の様なコメントを発している。
「でも自分としてはワクワクしない。あの試合は実現する5年前に見たかった。だから最初の対戦も自分にとっては遅すぎた。今回は間違いなく、さらに遅すぎる」
その上で、「とはいえ、批判するつもりはない。これで稼げるならそれはそれでいいことだ」として、ビジネスとしての観点からの意見も付け加えている。
やはり、大物同士の“リマッチ”と言えども、リング上の戦いへの期待は決して大きくは無いようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
