YouTubeチャンネル『黒字社長の絶対つぶれない経営学』で、黒字経営実現を掲げる市ノ澤翔氏が「近い将来、あなたの業界も危険。リーマンショック、ITバブル崩壊並みに倒産してる本当の理由。」と題して、2023年下半期から2024年上半期に予想される企業倒産ラッシュの実態と、その背景に切り込みました。市ノ澤氏は冒頭で「2023年上半期の倒産件数はリーマンショック時並み。多くの人が危機感を持っていないのが現実」と現状への警戒を訴えます。

倒産増加の主要因として市ノ澤氏は、「コロナ融資の返済が始まり、業績が回復していない会社が続々と資金ショートに陥っている」と指摘。さらに、「コロナで倒産を免れた本来経営が厳しかった会社の多くが、ここにきて資金難から倒産。2022年以降、14ヶ月連続で前年同月比を上回るペースで倒産が増えている」と明かします。

業績悪化に拍車をかけている要素として、インボイス制度の導入・増税、円安による物価高、そして人件費上昇と中小企業の価格転嫁力の弱さを挙げ、「支払いコストは上がるが価格は上げられない“板挟み構造”で、キャッシュアウトが加速している」とも。「コロナ前と同じ状態に戻れば大丈夫、と考えている経営者が多いがそれは大間違い。融資返済で以前より利益を稼ぐ必要があり、状況はより厳しい」と警鐘を鳴らしました。

また、“インボイスでアニメ業界が倒産”という世間の声についても「ぶっちゃけインボイスが影響で倒産するっていうのは、ほぼない。能力があれば価格が上がっても仕事は切られない。インボイスのせいにせず自分を磨くべき」と痛烈に指摘。需給の変化や連鎖倒産リスクにも触れ、「時代の変化に合わせて事業転換しない業界・企業は確実に尻すぼみです」と断言します。

対策としては「会社の数字から目を背ける経営者が多すぎる」とした上で、「数字を把握し、必要な支出は恐れず投資し、現金化できる資産はすぐに換金しろ。何より言い訳せず徹底的に“動きましょう”。経営者の怠慢、これが一番のリスク」と強調。「動かなければ未来は変わりません。“規模や業種のせいにせず、出来ることから即行動を”」と呼びかけました。

動画の最後に「正しい知識をつけて、強い会社を一緒につくりましょう。とにかく動け――これを忘れずに」と激励。今こそ、自社の現状を冷静に直視し、攻めの一手を打つべきタイミングであることを力強く訴えました。

チャンネル情報

中小企業の財務の強化や業績アップを支援し、会社に潤沢に資金が残る強く潰れない会社へと成長させる手法を確立し、多くの中小企業をサポートしている。【著書】頭がいい社長は“会社のお金”のココしか見ない 90日で手残りを増やす「武器としての簿記」??お仕事の依頼はこちらfree@libertad.fun