京都大学の中川隆之講師らによる研究グループは、標準的な治療法で効果がない突発性難聴症例に対する新しい治療法を開発した。突発性難聴の標準的な治療法はステロイドの全身投与であるが、2割の症例では全く改善が認められず、3割は不十分な聴力回復にとどまることが分かっている。これらの症例に対しては、ステロイドを鼓膜内に注入する治療法が取られているが、有効性には幅がある。今回の研究では、ステロイド全身投与の