日本人の気持ちがわかった・・・インドの「反中」映画に違和感=中国メディア
中国が抱える各国との摩擦は多岐にわたる。国内における生産能力の過剰を背景に、だぶついた鉄鋼製品を安価で世界中に輸出し貿易摩擦を起こしたり、領土をめぐる係争も多く抱えたりしている。日本とは尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐって対立しているほか、南シナ海問題でも中国は埋め立てを強行し、その強引な態度には世界から批判の声があがった。また、9月上旬には中国人民解放軍がインドが主張する実効支配線を超えてインド側に侵入していたことが問題視されている。
記事はまず史実である1962年の中印国境紛争を取り上げ、同紛争の結果として中印両国の関係が悪化し、「インド政府はインド国内に中国に対する敵意に満ちた言論をばらまき、中国を邪悪な国家として作り上げ、インド人の心の中に敵対心を植え付けた」と主張。こうした敵対心が反中映画誕生のきっかけとなったとした。
続けて2016年1月にインドで公開された「Moondraam Ullaga Por」というアクション映画を紹介。同映画の舞台は2025年に始まったとする戦争で主人公はインド人兵士、中国は敵として描かれている。記事はこの映画に登場する中国人は態度が非常に悪く、まさに悪役という表現がぴったりな描写であることを紹介。あわせて反中映画について「盲目的な愛国主義は実に愚かだ」と批判した。
一方で、その描写についてまるで「中国における抗日ドラマ」に登場する日本兵のようだったとし、「インドの反中映画で感じた違和感と滑稽さと同じものを、日本人は中国の抗日ドラマから感じているに違いない」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
