MFアンドレア・ピルロはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のインテル対バルセロナについて、バルセロナを応援すると言っている。では、レオナルド監督はどうだろうか? カターニア戦を翌日に控えた10日の記者会見で、同監督は次のように話している。

「バルセロナは素晴らしい調子だが、インテルもCL開幕当時からずいぶんと変わっている。インテルが勝ち進んだら、私もうれしいよ。私はインテルに反対しているわけではない。人とのつながりを重視していて、それはカルロ・アンチェロッティ(前ミラン監督)が率いるチェルシーがインテルと対戦したときにも言ったはずだよ。バルセロナとインテルの対戦は、非常に美しいもになるだろうね」

この発言は正直なものなのか、あるいは無難にそう言っているだけか。はたまた、インテルのヨーロッパでの戦いが長くなることで、逆転スクデットにつながることに関心があるのだろうか?

なお、レオナルド監督はミランの現在の負傷者の状況について、次のように説明している。

「(クラレンス・)セードルフは筋肉に軽い問題があった。だが、コントロールできるだろう。マンシーニは復帰したが、まだフィジカルトレ^ニングをする必要がある。(クラース・ヤン・)フンテラールの調子は良いよ。ここ2回のトレーニングでは通常どおりに練習した。まだボールには触れていないけど、今日(10日)にもチェックする」

一方で、FWアレシャンドレ・パトはまだ出場できないが、そのパトは先日からレアル・マドリーやチェルシーへの移籍が騒がれている。しかし、レオナルド監督は「まったく何もないと思う」と一蹴した。