――実際の地下鉄で撮影をするということは、とても貴重ですが危険な場面もあったと思います。

デンゼル・ワシントン：列車はゆっくりと走っていますが、その前を僕が走るシーンがあったから、もし転んだりしたら大変な事になるというスリルはありました。3つ目のレールには実際に電力が走っていたので、触るとフライドチキンになってしまうと思って（笑）。

――その他に撮影で苦労した点はありますか？

デンゼル・ワシントン：一番嫌なのは、ネズミでした(笑)。とても大きいネズミが本当に走っていたんだ。あとは、走るシーンが多かったんですね。撮影の2週間前にちょうどひざの手術をしたばかりで、痛くて苦労しました。スポーツをやっていた名残です。

――本作を手掛けたトニー・スコット監督と何度かお仕事されていて、次回作も再びタッグを組むそうですが、監督のどのような所が魅力的でしょうか？

デンゼル・ワシントン：「飛ぶのが怖いなら地上に残れ」という言葉がありますが、要するにパイロットの事が信頼できないんだったら、飛ばない方が良いという意味で、私は4回トニー・スコットとは一緒に仕事をしていて彼を非常に信用しています。僕は、スパイク・リー監督やジョナサン・デミ監督など何度も一緒に仕事をする監督が多いのですが、それはこの人となら仕事を楽しめるという気持ちが大きいからなんです。この映画も本当に楽しみながら演じることが出来たので、はやく皆さんに観ていただきたくて、わくわくしています。

■関連リンク
・映画「サブウェイ123　激突」特集

■関連記事
・鉄道界のスーパーアイドル木村裕子、123人の鉄道好きと連結！（2009年08月24日）
・星乃きら。＆前島祥子「日本とは違うニューヨークの地下鉄に萌えました！」（2009年08月21日）
・デンゼル・ワシントン「天ぷらのおいしいところ教えて」（2009年08月20日）
・西川の“地下鉄に乗らないセレブ”発言に、デンゼル・ワシントン爆笑（2009年08月20日）
・時刻表トリックの巨匠から、鉄道アイドルまで　「サブウェイ123　激突」に絶賛の声（2009年08月17日）
No.103/123まさかの事故！　タイムリミットが破られる