6大会連続でW杯メンバーに選出されたメキシコ代表GKギジェルモ・オチョアが、4大会連続でのW杯出場を果たし、大会後に引退することを示唆した。英『ESPN』やメキシコ『TUDN』などが伝えている。

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとともに史上最多タイとなる6度目のW杯選出を果たした40歳のオチョア。グループリーグ第1節、第2節ではともにベンチから戦況を見守ったが、首位通過を決め、2-0とリードして迎えた第3節チェコ戦で今大会初出場の機会を得る。

 後半33分、GKラウール・ランヘルに代わってピッチに送り込まれると、会場に詰め掛けた観衆は大歓声でレジェンドを迎え入れる。4大会連続出場となったオチョアは後半45+4分には追加点の起点に。ゴールキックを右サイドのFWロベルト・アルバラドに届けると、スルーパスに走り込んだFWサンティアゴ・ヒメネスが左足で狙う。シュートは相手GKに阻まれるも、こぼれ球をアルバラドがつなぎ、最後はMFアルバロ・フィダルゴが豪快に右足で蹴り込んだ。

 ダメ押しゴールを記録したメキシコは3-0の完封勝利。3連勝でグループリーグ首位通過を果たした。

 メキシコ人選手として史上最年長でのW杯出場を果たしたオチョアを、試合後にチームメイトは胴上げ。オチョア自身は「ただただ感謝しています。ファンの皆さん、チームメイト、そして(ハビエル・アギーレ)監督にこの瞬間を経験させてくれたことに感謝します」と周囲への感謝を示した。

 そして、今大会限りで現役生活に終止符を打つことを示唆している。

「家族のおかげで、このラストスパートまで辿り着くことができた。多くの忍耐と犠牲の瞬間があったけど、家族の励ましのおかげで成し遂げることができた。彼らの支えがなければ不可能だっただろう。簡単な道のりではなかったが、それだけの価値がありました。この気持ちをいつも愛情を示してくれている人々と分かち合わなければならない。私は胸を張って去ることができます」