写真はイメージです(以下、同じ)
リユースショップで働く加藤えみさん(仮名・45歳)は、つい先日、仕事先で「見てはいけないもの」に遭遇してしまったそうです。

◆築年数が古い勤務先は虫の巣窟

いま勤めているショップは、以前からある建物を改装したお店。築年数が古くて雨漏りなどもあり、トイレの排水が詰まってドブのような臭いがしたりと、何かとトラブルの多い物件だそう。

さらに隙間が多い物件のせいか、「虫」トラブルも多いのだとか。建物の不具合はそれでも修理を呼んでその都度なおしていましたが、春にはダンゴムシが大繁殖して、小さなダンゴムシが行列を作っていたり、ショーケースの中には虫の死骸がたくさん入っていたりと、何かとトラブルが発生しがちだったそうです。

そしてついに先日、「嫌な虫」界の王者「G」に遭遇する日がやってきてしまいました。

◆とうとう出たのは憎き相手G

「お客様のお取り置き商品を取り出そうとしたら、中から『ゴキブリ』がカサカサ…と出てきたのです。お客さまもそれを目撃してしまい、2人でギャー!とビックリ。ちょうどお取り置き商品を保管していた箱が、暖かくて日当たりの良い場所にあったので、ゴキブリも居心地が良かったのかもしれません」

中古品とはいえ、ゴキブリが這った後の商品は気持ち悪いということで、こちらがクリーニングをして販売することになりました。

また、リユースショップは、こちらが販売するものだけではなく、持ちこまれるものもかなり年季が入ったものが多いので、ときどきビックリするものに遭遇してしまうそうです。

◆遺品整理をしたら…

「この前、お母さまの遺品整理でいろいろと持ちこまれたお客様がいらっしゃいました。その商品を査定していると、古い食器が入った箱が出てきました。中を開けてビックリ。なんと『ゴキブリとヤモリ』がその箱の中に住んでいたのです!」

あまりに驚いて、そのまま箱を閉じてお客様に返却しましたが、お客様も驚かれると思い「箱の中に、ヤモリとゴキブリが住んでいるのでそのまま廃棄されたほうが良いと思います」と伝えると、ビックリしていたのだとか。

「虫はまだ分かりますが、あんな箱でヤモリがどうやって生活していたのか…?と考えると、どうもゴキブリが箱の中で繁殖し、それをエサにしてヤモリが生き延びていたのではないか…と思います。何十年も保管された箱の中で生態系が作られていたと思うと、ちょっと笑っちゃいますよね」

◆ついには頻繁に出るようになり…

ここのところ、加藤さんが働くショップでは「G騒ぎ」が頻発しているようで、どうも店のどこかに巣ができてしまった模様。

「レジを打とうとした服のポケットからゴキブリが登場したり、箱をどけるとその下にいたりと、気が気ではありません。1匹いたら100匹いるというので、このお店にいったい全部で何匹いるのかと思うと怖くて仕方がないんですよね…」

早く冬が来てほしい、と願う加藤さん。害虫トラブルは自分では避けようがないですが、ヒヤヒヤしながら仕事をするのも怖いものですよね。
<文/塩辛いか乃>

【塩辛いか乃】
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako