アフリカ16カ国で透析センターの開設を支援した異色の医療機関
異色だったのは医療機関で唯一、公式シンポジウムを開いた一般社団法人徳洲会(東京都千代田区)。日本最大の医療法人である同会は徳田虎雄前理事長の時代から、主に発展途上国に病院や看護学校の開設支援、医療機器の寄付などをしてきた。
単に機器を寄付するだけでは技術が根づかないのは産業も医療も同じ。同会はノウハウ移転を重視している。2018年3月にはタンザニアの首都ドドマの国立大学付属病院の医療スタッフを指導し、同国初の腎移植手術を成功させた。すでに7例の実績ができたとシンポジウムで発表した。
地理的にも心理的にも遠いアフリカの地で、先進的な医療を日本の医療機関が支援している。ビジネスを展開する企業にとっても、心強いことだと思う。
