「万民が平等である」とうたう北朝鮮には、世界でも稀な身分制度によって成り立っている。「成分」や「土台」と呼ばれるこの制度は、個人の経歴や思想などをまとめた「個人文件」に記録され、国民一人ひとりの一生を縛りつける。成分が悪いと、進学、軍への入隊、就職などでさまざまな不利益を被る。(参考記事:女性少尉を性上納でボロボロに…金正恩「赤い貴族」のやりたい放題)最近、この個人文件の記録をワイロで改ざんしたと